2021年05月19日

学歴信仰・習い事信仰とその行方

学歴信仰は学校制度が導入された明治初期に端を発する。

学校制度は明治期に西洋観念(近代思想・制度と西洋科学)を取り入れるために作られたもので、従ってそれらの知識を武器に国家を運営する「官僚制度」と「大学」が核となっている。またそうであるがゆえに学歴を得、西洋観念を習得することは、身分の獲得とも直結していた。
その意味で学歴信仰は戦前から存在したが、受験戦争ピーク→塾・予備校の隆盛という形で大衆化したのは、日本が貧困から脱出した1970年代である。

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  投稿者 nihon | 2021-05-19 | Posted in 01.どうする?マスコミ支配No Comments »