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コロナ劇場第2波・・・市場経済の破壊(その5) 食糧危機から産業構造の転換、自給自足・民族主義へ

コロナ第2波から今後どう持っていくのだろうか?

コロナ劇場第2波・・・市場経済の破壊。~東京や大都市は衰退過程に入った~ [1]
コロナ劇場第2波・・・市場経済の破壊(その2)~必要ないものから淘汰されていく~ [2]
コロナ劇場第2波・・・市場経済の破壊(その3) 標的はドルとアメリカ [3]
コロナ劇場第2波・・・市場経済の破壊(その4) 食糧危機・米内戦が本能を直撃か?それでも頭脳支配が続くか? [4]

今、報道がコロナから徐々に経済の悪化に移ってきている。
・4-6月期GDP、戦後最大の落ち込み リンク [5]
・倒産増という報道も増え始めている。コロナ1波で蓄えが少なくなっている。これから本格化し、倒産と失業が増大していく(特に自動車や航空、飲食、旅行などのサービス・・)。

そして、食料への懸念も始まってきている
・8月11日に中国が「食べ残し禁止令」 リンク [6]

●食糧高騰から食糧危機へ
ドルの暴落を決定付けるのは、新基軸通貨決定後になるが、確実に崩壊に向っている。加速するドルの崩壊 [7]
ドルの暴落はアメリカの購買力低下をもたらし、インフレから食料高騰に向かう。食料が高騰すると、貧困層から暴動に向かい高所得者を襲い、収拾がつかない内戦に入っていく。世界最大の穀物輸出国であるアメリカの崩壊から、食糧危機は世界に波及、アメリカ同様多民族国家で食糧消費の大きなインド・中国は暴動が頻発し、さらに食糧が高騰していく。
秩序を守れた国だけが生き残れるが、日本は国民性から秩序を維持。・・・つまり民族性が試される。

●自給自足への誘導と産業構造の転換
食糧危機は自国での食料確保が基本であることを知らしめる。日本など輸入量の多い国は自給を迫られる。特に小麦・とうもろこしなどの穀物類や肉類。
また、食糧の高騰は、都市に住むことを不利にする。都市に住んでいても自家菜園を持っているほうが有利になる。ロシアの自家菜園「ダーチャ」などのあり方が見直されていく。

そして何よりも、この本能を直撃する状況から、本当に必要なものは何か?という意識を人々に蘇えさせ産業構造を根本から変えていく。娯楽や旅行や劇場など、いわば大都市を彩ってきたものは必要ないものとして消えていくのだろう。本当に必要なものは何か?本能や潜在思念からの見直しが求められ、それに応えるもの(広く充足をもたらすもの、役に立つこと、危機や未知に応える追求=創造競争)が新たな産業としてあらわれてくる。

by Hiroshi

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