■【世界の運命は中央アジアが握る!ロシア編】シリーズのこれまでの記事
①~領土拡大の歴史 [1]
②~ユーラシアを貫く交易路として、国際金融資本家の思惑が渦巻くロシア [2]
③~ソ連を誕生させたロスチャイルド、そこに食い込み実権をにぎったロックフェラー [3]
④~ソ連を崩壊させ、ロシア新興財閥を育てたロスチャイルド [4]
⑤~ロシア最強のリーダー ウラジーミル プーチン とは何者か!? [5]
⑥~プーチンは如何にして権力と覇権を手にしたか? [6]
⑦~世界経済同時破局の引き金を引けるのは今やロシア・プーチンだけ。破局カードをちらつかせて理想の国家戦略の実現に向かう [7]
7回に亘って追求してきた中で、国際金融資本家に翻弄されてきたロシア、ソ連の歴史やロシア人の意識が見えてきました。さらに、これらを背景にして大きくのし上がってきたプーチンという人物にも迫ってこれたと思います 
そこで、これらの成果を概観してみたいと思います 
①領土拡大の歴史(リンク [1])
ユーラシア大陸の北部にで~んと大きく陣取っているロシア。
その領土拡大の歴史は、イギリスに毛皮を輸出するために作られたモスクワ会社とその交易で富を得ていた豪商ストロガノフ家が結託して、シベリアを征服したことから始まる。
その実働部隊は、コサックと呼ばれる、武装農耕集団。その実態は、迫害され逃げ延びた農民と、大航海時代前夜に没落したヨーロッパから逃げ延びた商人や貴族が融合し、武装化した集団。
つまり、コサックという武装農耕集団をイギリス商人が操って、領土拡大したのがロシアだった。
その後も、清へ、ヨーロッパへ(南下政策)、アジアへと手を延ばしていく。
喉から手が出るほど欲しかったのは、原資だけでなく販路となる交易ルートだった。
②ユーラシアを貫く交易路として、国際金融資本家の思惑が渦巻くロシア(リンク [2])
これまでヨーロッパが独占してきた既存のユーラシア大陸の交易路の利権を奪うべく、西端、東端を狙うもかなわず。。。
そこから考え出したのは、「独自交易ルート」を作ること!
そうして作られたのが、『シベリア横断鉄道』。
しかし、当時のロシアは近代化する前で、金も技術もない!!のに実現したのは、仏ロスチャイルドの支援があったから・・・。
そんなこんなで、念願の交易ルートを手に入れ、ロシア人も冨を拡大していくが、それをロスチャイルドが黙っているわけもなく、早々に手を打つことになる。それが、日露戦争。
ロスチャイルド家は、クーン・ローブ商会などを通じて、日本を対抗馬として育て、ロシアと戦争させることに成功した。日本にしてみれば、とんだとばっちりである 
ロシアでは、この日露戦争がきっかけとなって、ロシア革命が起こることとなる。
このロシア革命によって、それまで富を得てきたロシア貴族も没落することになる。
つまり、ロシア貴族を作ったのも、没落させたのもロスチャイルドである。
まったく、自分都合でいいように遊んで、自己中もいいところ。。。
プーチンの金貸し勢力に対する恨みつらみはここからきている。
③ソ連を誕生させたロスチャイルド、そこに食い込み実権をにぎったロックフェラー(リンク [3])
日露戦争当時、ロスチャイルドによって開発されたバクー油田やシベリア横断鉄道をめぐって、ロスチャイルド、ロックフェラー、ロシア貴族の三つ巴の争いに突入していく。この争いに決着をつけたのが、ロシア革命で、その勝者はロスチャイルドだった。
実際、ロシア革命で誕生したソヴィエト連邦の官僚の過半をロスチャイルド系ユダヤが占めていた。
そして、最大の金gold保有者であるロマノフ王朝は滅ぼされてしまった。
この後ソ連では、主導権をめぐって、金貸しどうしの争いが激化していく。
そして、ソ連は、その争いに翻弄されることになる。
④ソ連を崩壊させ、ロシア新興財閥を育てたロスチャイルド(リンク [4])
1980年代、国際金融資本家たちは、新しい市場を作り出すのに必死だった
(’85年からの日本のバブルもその一環!!)そして、次に目をつけたのが未開市場だったソ連=ロシアだった。
ゴルバチョフがペレストロイカを提唱し、市場開放政策や民主化、グラスノスチ(情報公開)を行って、ロシアを市場社会に開こうとし、ソ連を崩壊させた。
ソ連の崩壊=市場化は、ロスチャイルド、ロックフェラー双方が仕掛けたものだった。
ゴルバチョフの急進的な改革に対する拒否反応としてクーデターが起こる。
それを終息させたのがエリツィンだった。
エリツィンはIMFから226億の借金をし、その見返りに国営企業の民営化を勧告される。
その背後には、ロシアへの参入を企てようとするロスチャイルド財閥の狙いがあった。
その手法はと言うと、バウチャー方式を利用し、国有財産を国民に平等に分配するように見せかけたのである。そして、国有財産を安値で手に入れた一部の人々が新興財閥に成り上がっていく。
国営企業が民間に払い下げられ、資源価格の低迷によりロシア財政はさらに悪化していく。
そして、国営企業が売られ、新興財閥が栄え、ロシア経済は悪化し・・・の負のループ
このとき生まれていった新興財閥には、ロスチャイルド財閥の息がかかっていた。
ロスチャイルド財閥は、共産主義国家の国有財産を国民に平等に分配するというバウチャー方式を隠れ蓑に、合法的にソ連の富を手に入れたのである。
そして、この最悪の状況の中、大統領になったのがプーチンだった・・・
■①~④を通して、一番のポイントは??
金貸しの動力とは別に動いているように見えていたロシアも、実態は国際金融資本家にいいように使われた国の一つだった。国際金融資本家にとって、収奪の場だったことは明らか。
ロシア人の交易路開拓の意欲を利用して、シベリア横断鉄道敷設を支援しているかのように見せかけ、力をつけてきたロシアと日本を戦争させ、懐を肥やしていった。そして、ソ連時代を経てロシア財政をガタガタにした上に、その打開策と見られたバウチャー方式によって国営企業の民営化を進めることで、新たな市場を作り出していった。
それを見てきたロシア人、そしてプーチンにとって、最も敵対心を抱く対象となるのは無理もない。
コチラ [8]からお借りしました。
だからこそ、プーチンもその敵対心をむき出しにして、大きな政策を打ち出してきている。全てを掠奪されようとしているにも係らず、金貸しの言いなりになっている日本の政治家とは大違い!!
プーチンは、冷静に対抗しうる材料を使って、闘いに打って出ようとしている。この闘争に向かう意識に日本が学ぶべきものが多いように思う。