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お上は国民の健康を守ってくれない~統合失調症と云う病人を作り出す聖域

「精神医学の診断基準は科学的証明ではなく、多数決で決められる」 [1]では、次のように述べた。

精神医学では、「うつ病」「統合失調症」という診断が正しいかどうかを証明する客観的な検査方法が存在しない。従って、極めて恣意的なゴマカシ診断がまかり通っている。そして、精神科における診断基準は生物学的・化学的証明ではなく、アメリカ精神医学会の委員による多数決によって決められる。そして、「うつ病」「統合失調症」といったレッテルを好き勝手に貼ることで、病名があれば診療報酬を請求できて、薬が売れる。こうして、精神医学は医療保健、政府資金、医薬品販売のドル箱になっているのである。最後の「製薬企業は、医薬品に合わせた病の売込みを行う」という言葉は象徴的である。少なくとも精神医学おいては、薬は病気を治すためにあるのではない。薬を売るために病気が作り出されるのである。

その代表格が「統合失調症」と云う病名である。

「日本語では知らされない精神医学の嘘」(戸崎貴裕©2011-2014 Takahiro Tosaki. All Rights Reserved.) [2]を紹介する。
8【 聖域は統合失調症】

先ほどDSM(アメリカ精神医学会によるDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)について「非常に曖昧かつ非医学的」と書きましたが、ここで少し具体例として、その曖昧さの象徴、いわばDSMの聖域である統合失調症についてみてみます。
統合失調症は、“妄想”、“幻覚”、“解体した会話や行動”、“社会的/職業的機能の低下”といった“症状”に付けられる“病名”であり、たとえ演技に対しても、たとえ本人以外からの報告(作文)に対しても、精神科医が、「それは妄想」、「それは幻覚」、「話が通じない」、「行動がおかしい」、「職務能力が低下している」などと、日常言語による評価、価値判断をしてしまえば診断が成立します。そしてこの“診断”の正しさ、もしくは誤りを証明する生物学的、化学的な検査方法はありません。

仮に、本当に幻覚をみているような人物がいたとしても、医学的に可能性の確実な原因は、幻覚剤に分類される化学物質であり、ケミカル・インバランスだの、統合失調症だのという、すでに崩壊している仮説や定義のあやふやないいがかりではありません。ところが、報告や会話によって成立可能な精神科診断では、この最も確実な原因を無視し、さらなる薬物投与により、薬物の影響が無ければ正常であった人物を、患者として飼い殺しにすることが可能です。

アメリカの著名な統合失調症研究者でありアメリカ科学者の最高の栄誉といわれるNational Medal of Scienceを受賞しているNancy Andreasenも、「誰が本当に統合失調症なのか、もしくは、何が本当の統合失調症なのか、欧州の人々に教えてもらうことができれば、アメリカの科学の助けになる。」:出典1.「Psychiatry – THE SCIENCE OF LIES」Thomas Szasz, Syracuse University Press, p14)といい、Thomas Szasz医学博士は、「統合失調症は、その定義があまりにも曖昧なため、現実として、診断する側が気に入らないどのような言動についてであれ、この病名をあてはめることが多い。」とし(出典9「Citizens Commission on Human Rights International」)、アメリカ精神医学会でさえ、「最善は尽くしたが、アメリカ精神医学会は、この障害(統合失調症)の定義について合意を得ることが出来なかった。合意できたのは病名だけである。」( 出典9. 「Citizens Commission on Human Rights International」)としています。

どうにでも解釈できる“診断基準”。まるで冗談のようですが、本当の話です。

統合失調症の診断に限らず、精神医学の基礎は日常言語によるまやかしです。それを象徴するような話として、精神医療を愚弄してその本性を暴くため、医学文書を捏造し、約2年間精神科医になりすまし、精神科・神経科病院の医局長にまでのぼりつめたドイツの元郵便局員(Gert Postel)の話が出典1にあるのですが(「Psychiatry – THE SCIENCE OF LIES」p82)、彼の言葉を借りれば、「精神医学に限ってはね、言葉の曲芸、その才能で出世できるんですよ。それが精神医学の基礎だからね。」、「実体は国家権威の一部にすぎないにもかかわらず、自らを医学の1分野として喧伝しているところに、精神医学の悪意があるのですよ。」ということです。

なお、日本ではかつて精神分裂病と呼ばれていた病名が、2002年8月、日本精神神経学会の決議で統合失調症と改名されたのですが、この改名のタイミングは、次にお話しする、グローバル製薬企業が日本市場に仕掛けた「うつ病キャンペーン」、「精神医療に対する意識改革キャンペーン」の時期と一致します。結果、どうにでも解釈できるごまかしやすい病名になっているのではないでしょうか。

実際、その通りである。「捏造された新市場①:うつ・精神病の実態!!」 [3]から再掲する。

精神医療が誕生して200年に亘って、精神病の症状について科学的証明をした人は一人もいないこと、世界中で精神科医と精神薬に120兆円が支払われている事、そしてその結果としての治療率は0.06%(つまり、限りなく0に近い)

なかでも、驚いたのは科学的に証明されてない病気だと特定するのは、精神科医の主観であるということです(客観的に証明されない以上は当たり前ですが)
捏造された新市場(精神疾患と専門薬)2(るいネット) [4]
■精神病院における隔離患者・拘束患者数

異常な勢いで増え続ける精神疾患患者数は、ついに300万人台を突破したことが判明しました。この数値は、通院、入院患者数合計の推計値になります。この数は、たった3年で44.4万人も増加し、6年で1.5倍に膨れ上がっています。

そして、注目すべきは、うつ病を含む「気分[感情]障害」患者の激増である。精神疾患患者数全体の伸びの半数を占め、6年で2倍以上になっています。

さて、世間ではあまりにもストレスが多くなり、6年で1.5倍も患者が増えるほど精神病が大流行しているのでしょうか?

それは違います。この数値は、あくまでも病院にかかった患者数なのです。精神疾患患者が増えたというのは正しい表現ではありません。「精神科医によって精神病とされた人が増えた」というのが正しい表現です。この二つには大きな隔たりがあります。

さらに、気分障害患者について、年代別の分析をすると大変興味深い実態が浮き上がってきます。以下に気分障害の年代別患者数の推移を示します。

____平成11年 平成14年 平成17年
10代—-4000—-10000—-14000
20代—31000—-54000—-89000
30代—56000—109000—162000
40代—70000—108000—158000
50代—84000—135000—142000
60代–101000—136000—148000
70代—75000—141000—146000
80代—17000—-34000—-49000
90以上–1000—–2000—–4000

わかりにくいと思いますので、グラフにしてみました。

グラフはこちらからお借りしました。 [5]

まず目につくのが、30代、40代の患者の異常な増え方です。また、増加傾向にもそれぞれ特徴があります。50~80代患者は平成11-14年に一気に患者数を増やし、平成14-17年では伸びは緩やかになっています。対して、20~40代患者は、平成14-17年の方が増加の傾きが急になっていることがわかるでしょう。

さて、このグラフは何を表しているのでしょうか?これはものの見事に精神医療産業の戦略通りに患者が開拓されていることを示しています。

日本では、新しいタイプの抗うつ剤が1999年に販売認可されました。それをきっかけに、急速にうつ病やその治療薬に対するCMや広告、雑誌や新聞、テレビの特集が増えました。同時期に、精神科の敷居を低くして患者を集めるための「アンチ・スティグマキャンペーン」が、製薬企業のバックアップによって打ち出されました。

最初は高齢者がターゲットでした。それから、どんどん若い世代にターゲットが移っていきました。特に成功したのは、働き盛りの30代・40代の世代に対するマーケティングでした。

これによれば、うつ病に関していえば、治療率は0.06%と極めて0に近いにもかかわらず、抗うつ剤を売るために大量の精神病患者が医者によって捏造されている。
そして、うつ・精神病とは、国・学者・マスコミ・製薬会社が一体となって患者を作り出している。そのことは最早、疑問の余地がないだろう。

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