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天皇家「生前退位」の本音は何か?

平成28年8月8日、午後3時。今上天皇自ら「生前退位」についてのお気持ちが述べられました。

天皇のお気持ちを世論の86%が容認。これを受けて政府も法案の検討に入るという動きを見せていますが、参院選直後の表明に始まり、天皇自らのこの発言が多方面に影響を及ぼすことは必至だと考えます。報道だけを追いかけると急展開の印象ですが、この発言に至るには水面下での周到な準備があったであろうことと、それを導く世界情勢の変動こそが注目すべきことであると考えます。

天皇家については当ブログでも以前からいくつもエントリーがありますが、少なくとも明治以降の天皇家は、欧米巨大資本と共に莫大な資産を築きました。それは、当ブログ以外でも実に多く取り上げられています。

※参考:天皇家の儲け方1 [1]天皇家の儲け方2 [2]NAVERまとめ [3]

またそれは戦後もロックフェラー→CIAとの関係を持ちつつ、今なおその巨大資産を保有しています。

※参考:天皇という力の正体とは?(16)~ロックフェラーと手を組んだ昭和天皇  [4]

世界でも有数の金貸しとして君臨する天皇家の「生前退位」は、単に今上天皇の年齢や健康上の理由だけではありません。では一体、何を意味しているのでしょうか。

●裏天皇を含む天皇家は安倍政権による改憲を支持していない

天皇が生前退位の意向を発表したのが参院選の直後です。不正選挙によって改憲勢力が2/3を超え、憲法改正に大きく動こうとしていた矢先の発表でした。これが安倍政権の改憲に対する強い抵抗だと人々は捉え、賞賛・支持しています。

当ブログでも何度も述べているとおり、我々が目にする天皇は「表の天皇」ですが、こうした発表がされたということは、「裏天皇」も含め天皇家としての総意として見るべきでしょう。天皇家は安倍政権による改憲と軍事行為への舵切り、さらには改正憲法草案に記されているとおり、これまでの“象徴”から“元首”となることを、認めないという意思表示になります。

敗戦以来、自民党は支配下に置かれたのと同様に、ロックフェラーとその軍産複合体(戦争屋)さらには出先機関であるCIAと手を組んでいた天皇家。これまでの規定路線であれば、戦争屋(CIA)→安倍政権と意見を違うことはしないはずです。

●世界はロシアと中国が主導権を握った

今や世界は軍事力・諜報力のロシアと経済力の中国が牽引しています。トルコがアメリカからロシアに寝返ったことは記憶に新しい出来事ですが、これは世界情勢を見る上でも非常に重要です。これによりトルコ・シリア・イランと中東はほぼロシアの勢力化に置かれたと言ってよいでしょう。もはや米勢力はサウジくらいです。

またイギリスのEU離脱を切っ掛けに、今後EUは解体に向かいつつあります。これはヨーロッパの弱体化が具体的に始まったことを意味します。いずれNATOも解体に向かうでしょう。これらを仕掛けているのはプーチンです。

習近平が率いる中国は経済力で既に主導権を発揮。AIIBは現在57カ国が参加しています。

●天皇家はロシア・中国と手を組んだ?

ここからは大胆仮説になります。

世界の大局はすでに中ロが覇権勢力となっています。その中で相変わらずCIA戦争屋べったりの日本(安倍、田布施、日本会議)は、世界情勢に取り残されていることが分かります。天皇家はそれを見限って、すでにロシア・中国と手を組んだのではないかと考えられます。

実は密かににAIIBへの出資をしている可能性も十分に考えられます。

しかし、これは日本の平和を考えてのことではないでしょう。これまでも述べてきたとおり、天皇家は自分達の儲け・蓄財こそが最大の関心です。強者になびくという長年の半島由来の意識が、ロシア・中国と手を組んだほうが身のためだと考えたのでしょう。そのほうが儲けられる、という簡単な理由なのです。

一方、これも仮説ですが別の切り口もあり得ます。それは後ほど。

 

(by  ken)

 

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