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共同体社会の実現に向けて-4 ~実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機(その4) ~

続いてのテーマは、
素人である我々に期待される課題とは?
どうやってそれを達成する?      です。
その統合軸が『事実の共認』。
今回は、その可能性を感じてください!
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それでは、はじめましょう。
実現論 序1. 近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機 [1]より

【新理論の統合軸は、事実の共認】
与えられた問題は、この危機を突き抜け、新しい時代を実現するための答え=実現基盤を発掘することである。そのためには市場時代を突き抜けて、全文明史を総括し直す必要がある。
しかし、文明史を通じて、国家が滅亡することはあっても人類が滅亡の危機に陥ったことは一度もない。とすれば、今回の危機を突破し、人類の進むべき方向を見定めるには、原始時代やサル社会にまで(必要なら生物史にまで)遡って、全人類史を見直す必要がある。
言わば、歴史の実現構造の解明、それが素人である庶民に与えられた課題である。
それは、膨大な情報を必要とする課題であるが、有難いことに多くの史実が断片的には蓄積されているので、それを皆で手分けして発掘し、組み立て直せば、構造は解明してゆける。

         
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協力して組み立てる。画像はこちら [2]からお借りしました。
素人である我々庶民へ期待がかけられましたよ
俄然やる気が沸いてきました
「よっしゃやってみよう!」と思わせるような事例を紹介しておきます
インターネットの可能性について追求する~ネットサロンでの議論① [3]
ネット上には、素人の探索成果が無数にある [4]
路上で世直し なんで屋『ネットサロンはこんな人にオススメです』 [5]

そこで、断片的な現象事実を組み立てる統合原理となるのは、『事実の共認』である。
類グループは、現実課題を対象とする長年の会議経験の中から、共同体の統合原理が事実の共認にあることを体得してきた。
事実は一つであり、かつ誰もが認めることができるからである。

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子供のころの遊びでも、学生時代の部活でも、大人になってからの仕事でも、目標を共有できれば活力が沸きますよね。
目標までの過程≒事実構造を、仲間うちで認め合うことができるからなんです。
『これで行ける 』という確信ですね。
またまた参考事例を紹介します 😉
😀 「事実の共認」の為の発信は立派な仕事! [6]
共認原理における情報の持つ意味(私有→共有へ) [7]
😮 類グループが、共同体企業として成長してきたワケ [8]
😉 人々は「事実の共認」で一枚岩になれる [9]
反対に事実の共認を怠り、事実を隠蔽し続けたらどうなるか?
そのひとつの結末が、今年起きた原発事故なのです
😈 😈 『ずっとウソだったんだぜ』 [10]

だから、共同体では、たとえ仮説であっても、皆の知っている限りの知識に照らし合わせて論理が整合していれば、それを事実として認める。
もちろん、これまで認めてきた「事実」に反する現象が出てくれば、直ちにその現象事実を組み込んで、論理=構造事実を組み替える。このようにして、事実の体系は無限に進化してゆく。
『実現論』は、そのようにして構築された、生産者の手による最初の試論である。近代思想に代わる新理論としては、世界初の試論かもしれない。
これは、単なる物書きの空論ではない。40年に亙って、現実に共同体を経営してきた生産者が生み出した新しい認識群である。それだけに、とことん現実を突破しようとするベクトルに貫かれており、それゆえ、役に立たない旧観念は全的に排除されるので、近代思想を信奉してきた人たちには抵抗が大きいかもしれない。
しかしそれ以外の普通の人々には、決して難しくはない。今まであまり聞いたことのない新しい認識群ではあるが、素直に同化して読めば、この閉塞した時代を突き破る多くの有効な認識を得ることができるはずである。

現実の役に立った、突破口を得られた、活力が出た、という事例を紹介します 😉
◎成功を導く確かな理論 ~共同体・類グループの事例②:庶務は雑用ではない、担当者はリーダー!後編~(ブログ:共同体の時代) [11]
また、このような事例を伝えてゆき、活力の連鎖を作り出していくことも大切ですね
○成功している共同体企業のよさを構造認識で伝えていく(るいネット) [12]

※なお、実現論は、これまでも共同体の多くの成員の手で構築されてきたし、これからもみんなの手で塗り重ねられてゆくべきものである。しかし、危機が迫っており、あまり時間が残されていない中で、早急に運動論を提起する必要がある。そこで、運動論に相当する実現論の序だけは、類グループ代表個人の潜在思念発の構想を緊急提起させて頂くことになった。序は、その前提でお読みいただきたい。

次回、現在の社会はどのようになっているかを紹介します。
現実を突破するための、既存のマスコミでは決して得られない事実がたっぷりと詰まっていますのでお楽しみに

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