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集団を超えた社会をどう統合し直すか?(4)~狂気の科学を捨てて『自然の摂理』の解明を~

今、原発ほど恐ろしいと感じるニュースはありません。
原発については、よくメリット・デメリットが語られますが、普通に考えれば「狂気の沙汰」としかいいようがないことを「狂気の近代科学技術」 [1]では整理してくれています。
多くの人がこの恐ろしさを感じているにも関わらず、統合階級(政・財・官・学者・マスコミ)からは何の答えも出てくる気配はありません。
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一体、何故統合階級から答えは出てこないのでしょうか?
一体、なぜ原発のように人類を滅ぼす科学が発展してきてしまったのでしょうか??
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実言論 ハ.人類はどこで道を誤ったのか? [2]より

しかし、学者やマスコミには、その様な徹底した原因分析に挑む姿勢あるいは追求力・創造力が、殆ど見られない。現に、経済にしろ、教育にしろ、彼らが何十年に亙って唱えてきた講釈や方策では、何の効もないばかりか、事態は悪化する一方である。とすれば、学者やマスコミの言ってきたことは、問題の上べをなぞっただけの誤魔化しor 綺麗言だったのだと言わざるを得ない。それは彼らに染脳(脳を染め上げる)されてきた社会の構成員全員(つまり、私たち自身)にも云えることである。
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人々は、私権規範や近代思想等の様々な常識に則って家庭生活を営み、経済生活を営んできた。しかし、その帰結が、社会の全面的な行き詰まりであり更には人類滅亡なのだとしたら、その常識の過半が(少なくとも、その根幹部が)根本的に誤っているからだと見るしかない。もし、根幹部ではなく、枝葉部の誤り程度なら、こんな事態にはならないし、学者やマスコミをはじめ統合者たちの唱えてきた小手先の方策で済んだ筈だからである。
いったい、人類はどこで道を誤ったのか? それを突きとめる為には、人類の始源(必要ならサル時代や哺乳類)にまで遡って、個体や集団や社会の存在(or 成立)構造を解明する必要がある。
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上記の写真はココ [3]からお借りしました。
人類の原基構造を解明できれば、その構造のどこが不変部分でどこが可変部分かを知ることが出来る。そして現代社会の諸問題(諸欠陥)と突き合わせれば、どこが変えてはならない部分でどこが変えるべき部分かを突きとめる事が出来る。つまり、その構造体のどこをどう変えれば良いかの答えを導き出す事が出来る。
とりわけ、当面する市場の背後に潜む性市場や性闘争は、理論的には全く未明の領域である。古代から現代に至るまで、思想家は誰一人(社会構造上の最基底の対象として)「性」や「女」を、まともな追求対象にしてこなかった。それは彼らが、男支配の社会に何も疑問も感じていなかったことを証明している。従って性や女については、殆ど何も理論化されていない。それ故に、その解明は困難を極めることになるし、解明してゆけばゆくほどその認識は余りにも新し過ぎて現代の価値観とは決定的に対立するので、なかなか受け入れられないかも知れない。だが、その認識=摂理がいかに現代の価値観からかけ離れていようとも、摂理=事実は変わらない。
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人間は、決して自然を超えることはできない。だから、自然の摂理をできる限り解き明かし、そこから学び取らなければならない。自然の摂理を無視し、踏みにじってきた張本人が現代の価値観であり、その結果が滅亡なのだから。

統合階級から答えは出てこないならば、僕らみんなで答えを出していければいい!!
そして、その答えは「自然の摂理」の中にある。
狂気の科学を捨てて『自然の摂理』の解明を!!

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