2011年04月13日

噴火・地震年表(1800年以降)

1800年以降の噴火・地震年表を作成しました。
まだ、必要なデータが網羅されているとは言い難く(特に火山活動データが不足)、未だ分析に耐えるかどうかわかりませんが、議論の叩き台として投稿します。
参考になれば幸いです。
 ↓ここをクリックしてください。
「噴火・地震年表(1800年代以降)」
元データは、角田史雄氏著『地震の癖』(講談社)と(それだけでは偏りがあるかもしれないので)、『理科年表』(国立天文台編)からM6以上の地震と「死者1000人以上の火山災害」を記載しています。
また、1900年以前の地震については、震源地やマグニチュードは地震被害を記した文献記録等からの推定値であることはご了解ください。
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尚、年表には記載していませんが、『理科年表2011年版』に「2009年に噴火した世界の火山」というデータがあり、そこから、
2009年に南太平洋で噴火した火山を挙げると、
・バヌアツのガウア火山
・ジャワ島ディエン火山群
・ルソン島マヨン火山
・パプアニューギニアのニューブリテン島ランギラ火山
・インドネシアのロンボク島リンジャニ火山
・ジャワ島スラメット火山
・スマトラのケリンチ火山
・インドネシアのクラカタウ火山
・トンガ諸島のフンガトンガ-フンガ火山
・トンガ諸島トフア火山
・スマトラ島デムポ火山
・インドネシアのサンギヘ諸島カランゲタン火山
・トンガの西マータ火山
・ソロモン諸島サンタクルーズ諸島ティナクラ火山
・バヌアツのアンブリム火山
・インドネシアの小スンダ諸島タラ・バツ火山
・パプアニューギニアのマナム火山
・マリアナ諸島ローター1火山
・パプアニューギニアのバガナ火山
・ジャワ島スメル火山
・インドネシアのデュコノ火山
・バヌアツのヤスール火山

と、これだけの火山が南太平洋で噴火しています。
一方、『理科年表2004年版』の「2002年の世界のおもな噴火活動」を見ると、南太平洋地域ではインドネシアのスメル火山噴火の記載しかありません。
『理科年表2011年版』では世界の主要火山の噴火が一覧化されているのに対して、『2004年版』はかなり要約されたものなので、単純な比較はできませんが、2009年には南太平洋の火山活動がかなり活発化していることは間違いなさそうです。
それが、2010台湾南部地震M6.7→2011ニュージーランド地震M6.3→そして、2011東北沖大震災M9.0を引き起こしたと考えられるのではないでしょうか。

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List    投稿者 staff | 2011-04-13 | Posted in 10.日本の時事問題No Comments » 

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