これまで、10回にわたり、「そもそも国家ってなんだろう 」という疑問から、今回のシリーズ「人々の意識と国家(制度)」では、国家誕生の歴史を紐解き、人々の意識と国家(制度)の構造に迫ってきました。

はこれまで追求してきた記事です 😀
人々の意識⇔国家(制度)⑩~私権社会の本質に迫る~ [1]
人々の意識⇔国家(制度)⑨~日本人の心の底に残る文化基盤とは?~ [2]
人々の意識⇔国家(制度)⑧~私権の共認から私有婚の成立~ [3]
人々の意識⇔国家(制度)⑦~性権力が武力をも凌ぐ力になった~ [4]
人々の意識⇔国家(制度)⑥~東洋人の心の底に残る本源集団性・本源共認性~ [5]
人々の意識⇔国家(制度)⑤~私権文明を問い直す(東洋と西洋)~ [6]
人々の意識⇔国家(制度)④~私権文明を問い直す(東洋と西洋)~ [7]
人々の意識⇔国家(制度)③~略奪闘争と国家成立の起源~ [8]
人々の意識⇔国家(制度)②~人類最初の略奪闘争(戦争の起源)~ [9]
人々の意識⇔国家(制度)①~私有意識の登場~ [10]
この追求の中で見えてきたのは、国家の起源を知るためには「性・婚姻制度」を知ることが必要だということです
言い換えれば、国家成立に至った既存の集団が「母系集団」であったか?それとも「父系集団」であったか?の追求の必要とも云えます。
なぜなら、
母系集団であれば、性に対して寛容(性が開放されていた)であっただろうし、
父系集団であれば男原理(=力の原理)で国家を統合するために、邪魔となる女の性権力を抑える必要があっただろう
と考えられるからです。
この性に対する開放度を様々な地域に残る遺跡や資料から考えてみます。
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☆母系集団(性に対して寛容)な事例☆
・日本の春画


春画(しゅんが)とは、江戸時代に流行した性風俗(特に異性間・同性間の性交場面)を描いた浮世絵の一種。笑い絵や枕絵、枕草紙、秘画、ワ印とも呼ばれる。
・インドのカーマスートラ


カーマ・スートラは、1000編におよぶといわれる現存する古代インドの性愛論書『カーマ・シャーストラ』のうち、最も古く重要な文献である
・中東のベリーダンス

ベリーダンス(Belly dance、あるいはbellydance)は中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンス・スタイルを指す言葉。女の顔を隠すベール(≒性を抑制)がある国のダンスがこんなに挑発的というのは、かなり面白い。
☆父系集団(性を抑制していた)事例☆
・魔女狩り

中世末期から近代にかけてのヨーロッパや北アメリカにおいてみられた魔女や魔術行為に対する追及と、裁判から刑罰にいたる一連の行為のこと。女の性に対して厳しく取り締まった史実ともいえる。
・貞操帯

被装着者の性交や自慰を防ぐ施錠装置つきの下着である。おもに、妻あるいは愛人の純潔を求めて、異性との性交渉を不可能にするために用いられる。通常、被装着者は自らの意思で貞操帯を取り外すことはできない。まさに不倫のタブー、であり性を抑制していた証拠。
上記の事例から、西洋(といっても極限られた地域)ほど性を抑制してきた父系集団発の国家成立を歩んだ地域であり、、西洋以外の国(中東、インド、日本)は性に対して寛容だった母系集団発の国家成立を歩んできたという仮説が見えてきます。
今、実現論 第二部 私権時代 [11]を再度見直していこうという流れがあります。その追求が、日々るいネット [12]にて
されていきますので、みなさん期待していてくださいね 😀