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人々の意識⇔国家(制度)⑩~身分社会の成立過程~

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(身分社会)~画像はコチラ( [1] [2])からお借りしました
人々の意識⇔国家(制度)シリーズ第10弾です
前回は婚姻の歴史をおさらいすると共に、日本人の心に残る縄文人的精神について勉強しました。
日本人ってすごいですね~ まだ見てない方は是非一読を!!!(リンク [3]
<これまでのおさらい>
~~~弓矢の発明によって洞窟の外に出てきた人類が、人口増加による集団規模拡大によって、他集団との接触が多くなった結果、集団間の緊張圧力が高まった。一方で、乾燥化によって食糧確保が困難になった遊牧部族が、ついに他集団への略奪行為を開始し、次々に本源集団が解体されていく。こうして、同類闘争が本格化した。略奪部族が獲得した土地の管理は、農耕部族へと転身後、元将や兵によって占用されていた。しかし、女の私有要求に迎合した結果、土地を占有するようになる。こうして私権(占有権)が共認されるようになった。~~~
さて、今回は私権が共認され、私権によって社会が統合されるようになった社会、および人々の意識がどう変化していったのか 探って見たいと思います!
是非応援よろしくお願いします


実現論 第二部:私権時代~ニ.私権の強制圧力と私権統合~ [4]

ともあれ、人類は生存圧力に基づく同類闘争をいったん私権統合(国家)によって止揚した。しかし、それによって生存課題の全てが私権課題へと収束し、生存圧力の全てが私権圧力に姿を変えて終う事になる。(生存圧力は、絶えず本能(特に危機回路)を刺激し続けるが、私権圧力が直接に刺激し続けるのは自我回路であって、本能回路ではない。しかし、私権圧力は根源的にはモグラの性闘争=縄張り闘争の本能に発しており、私権刺激は間接的に性闘争=縄張り闘争本能を刺激するので、肉体的・本能的な圧力として作用する。)

みんなが私権の獲得に収束することによって、統合することが可能になりました。そこでは「食べ物どうする?」ということよりも、「私権獲得(お金や身分、異性などの獲得)どうする?」ということが専らの課題になるのです(・・);
実現論 第二部:私権時代~ニ.私権の強制圧力と私権統合~ [4]

私権(性権→占有権)の共認によって、社会の全ての財は私権(占有)の対象となり、人々は私権を確保しなければ生きてゆけなくなる。つまり、バラバラにされた個体の性闘争・私権闘争は、私権の共認を媒介として私権の強制圧力(それがないと生きてゆけない、否も応も無い絶対強制力)を作り出す。しかも、武力による収奪や資力による搾取によって作り出された貧困(=絶対的な生存圧力)は、私権の強制圧力を何倍にも強化し、絶対的なものにしてゆく。かくして国も、藩も、家も、個人も、全ての存在が私権(の強制圧力とそれへの収束)によって統合された私権統合の社会が形成された。そこでは、誰もが私権の獲得を目指して争い、互いに警戒心の塊となって、醜い自我に収束する(但し、絶対的な強制圧力が働いているので、近代の様に自我肥大はしない。

                     %E7%A7%81%E6%A8%A9%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%8E%E6%9D%9F.jpg(誰もが私権獲得に収束)
全ての財が私権の対象となった結果、私権獲得なしには生きていけなくなってしまった。そうして、みんな互いに相手の腹の内を探り、騙されないようにする、あるいは、騙すことによって、相手より優位に立とうとする。とても息苦しい社会になったのは、この私権の共認が原因だったのです。
実現論 第二部:私権時代~ニ.私権の強制圧力と私権統合~ [4]

この、私権闘争⇒私権の共認は、強制圧力を伴って私権序列の共認へと収束し、更に生涯固定の身分の共認へと収束する。それによって、私権闘争ははじめて統合され得たのであり、私権序列⇒身分序列こそ、私権統合の中枢を成すものである。かくして、財を収奪し、蓄積し、占有した少数の支配階級(持てる者≒消費階級)と、財=私権を奪われ、それ故に彼らの命に従うしかない多数の生産階級(持たざる者=働くしかない階級)との二大身分が、生涯→末代まで固定された身分社会が出来上がった。

誰もが私権獲得に収束し、私権闘争を繰り返す。そのままでは社会はバラバラになってしまうので、人々は私権序列の共認に収束したのです。そして、身分序列の共認へ。。。これが身分社会の始まりだったのです。

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