
●パンドラの箱→こちらより画像をお借りしました [1]
国家誕生の歴史を紐解き、人々の意識と国家(制度)の構造に迫る、「人々の意識⇔国家(制度)」シリーズ第三弾です 😀
前回の記事(人々の意識⇔国家(制度)②~人類最初の略奪闘争(戦争の起源)~ [2])では、人類最初の同類闘争=略奪闘争について扱いました。
今回は、国家の成立と略奪闘争の起点となった性的自我について遡っていきたいと思います。
①私権統合国家の成立
略奪闘争は玉突き的に拡がり、力のある武装集団の下に統合され国家が出来ました。
大きくなった集団(国家)はどのように統合されていたのでしょう?
実現論 第二部私権時代より [3]
人類の同類闘争は、サルのそれとは全く異なる位相へと、人類を導いてゆく。サルは表情や身振りによって共認しているので、互いが見える集団内部でしか共認を形成することができない。それに対して、人類は観念共認によって集団を超えた共認を形成することが出来る。人類はバラバラにされた個体の私権闘争(その根源は性闘争)を、私権の共認に基づく私権の強制圧力によって統合し、観念共認による超肥大集団=私権統合国家を形成した。
まとめると…
・ サルとは異なり、顔が見えない範囲内の集団を統合していくためには、ルール(規律、法律)が必要。
・ 人類は観念によって大きくなった集団を統合していた。
・ 超肥大集団(=私権統合国家)は観念(共認)によって成立することが出来たと言える。
しかしながら、観念や序列なしで社会は統合出来ない状態になったのはなぜなのでしょう?
国家の成立と略奪闘争の起点となった性的自我について考えてみたいと思います。
②滅亡の元凶ともなる性的自我の正体

マリー・アントワネットの出典↓(ウィキペディア) [4]
実現論 第二部私権時代より [3] http://www.rui.jp/jitugenron/2_1_jinr.html
滅亡の危機を前にした今、それが人類の進むべき正しい道であったかどうかは、改めて根底から問い直されなければならないだろう。とりわけ、開けてはならないパンドラの箱を開けて性闘争を顕現させ、本源集団を破壊した性的自我については、充分に解明し総括しておく必要がある。
存在理由欠損を原点とする女の共認回路は、外圧が強く従って集団収束力が強い時には依存収束を強め、首雄や仲間の期待(=集団の役割規範)に応望収束して、集団の期待=役割に応えるイイ女を作り出す。女の性機能は、真猿以来その様にして形成されてきたものであり、またこの応望収束の強さこそが、順応性や肯定性という、男には無い女の秀れた資質を生み出してきた。要するに、この様に役割規範に応望収束すれば、女は菩薩となる。しかし、同じ女が集団否定に自我収束すれば悪魔となる。外圧→集団収束力が低下すると規範収束が弱まり、自我収束が強くなってゆく。そして、何かの契機で性的存在理由が充足されなくなると、性的存在理由欠乏の全てが自我に収束し、性的自我の塊と化して規範破りの私的な男女関係を構築し、集団を破壊してゆく。集団圧力や闘争圧力や規範圧力に対する反or 破をエネルギー源とするこの性的自我こそ、私権時代に固有の女の魔性の正体であり、それは(単に一人の男を破滅させるだけではなく)集団や部族や国家を破滅に導く、滅亡の元凶ともなる。
まとめると…
・ 女の優れた資質として、肯定性・柔軟性が挙げられる。
・ 集団収束力が低下し充たされず自我収束が強くなる(集団第一→自分第一)と、女は悪魔となり集団を破壊。
※ 歴史上人物の事例として、マリーアントワネットの例が挙げられます。
彼女は、民衆が困っている状況を省みず自分の欲求ばかり。
統合されず国家が崩壊してしまいました。
クレオパトラの鼻が後1センチ低かったら世界は変わっていたと言われるくらい、女自身の性的自我、女をめぐっての男の自我は、集団を破壊しこれまでの本源集団を破壊し、それに代わって武力(私権)支配国家が出来上がりました。
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次回の記事は、略奪闘争の覇者によって作られた国家がどのように発展していったのか文明と共に掘り下げてみていきます。