- 日本を守るのに右も左もない - http://blog.nihon-syakai.net/blog -

噂の松下政経塾とは?~日本はロックフェラーに都合の良い市場にされている~

%E6%94%BF%E7%B5%8C%E5%A1%BE.jpg
こちら [1]からお借りしました
みなさんこんにちは 😉
菅内閣が発足して3週間が経ちましたが、ここにきて最近ある団体の名前をよく耳にするようになりました。
その名も松下政経塾
この塾は元パナソニック創業者松下幸之助によって1979年に設立された私塾で、今や松下政経塾出身者は政界においてかなりの人数がいます。有名どころでは閣僚の前原・野田・玄場の3名ですが、衆議院議員全体では31名にも上り今や政界における同門私塾出身者割合では世界一と言われています。更には、政府・国会のみならず各地方自治体にも松下政経塾出身者は数多くいます。
では、松下政経塾とは一体どんな私塾なんでしょうか?
・・・続きへ行く前に、いつもの「ポチッ」とお願いします!


ありがとうございます^-^
<松下政経塾>とは何なのか?

MRAが巨大な影響力を及ぼしている日本の政治勢力はもうひとつある。
松下政経塾出身のネオリベラル(新自由主義)/ネオコン政治家たちだ。
松下政経塾は、松下電器の創業者・松下幸之助が、1980年に湘南・茅ヶ崎に私財70億円を投入して設立した私塾で、次世代のリーダーとしての政治家・経営者の育成を目標としている。(中略)松下政経塾の原点は、共産主義から自分の企業を守るにはどうしたらいいかを真剣に考えた松下幸之助が、アーノルド・トインビー(007で有名なイギリスの諜報機関MI6の創設者でもある)にその研究委託をしたところ、ロックフェラー系の研究所の指南・報告を受けて、MRAに加わるようになったことにある。
松下はこのPHP理念でもって、企業と激しく対立する共産主義系の組合活動家たちを押さえ込んだ。この中から、民主社会主義協会=民社党/友愛クラブ、JC中立労連が生まれ、日本の労使協調/反共労働運動の流れがスタートした。日本最大の労働組合の全国組織「連合」(日本労働組合総連合会)がそのゴールだった。 PHP理念は、まさにMRA思想の松下版と言える。
松下政経塾は、非二世議員の人材供給源として、政界・財界に塾生を多く送り込んでいる。
現在、同塾出身の政治家は衆議院議員28名、参議院議員2名、都議会議員15名、市区町村議会議員13名、知事2名、市長・区長9名。出身者に対する政治家の割合は、単一の組織としては世界一だという。所属政党は、国会議員で自民党13人、民主党17人と党派を問わず分布している。自民党は逢沢一郎や小野晋也、高市早苗、赤池誠章など。民主党は前原誠司前代表や野田佳彦、拉致議連の松原 仁、原口一博がよく知られている。稀にリベラル派もいるが、ほとんどがファナティックな市場原理主義の親米保守派だ。
神奈川県は県知事と最大の市である横浜市の市長が共に松下政経塾出身で占められている。県知事の松沢成文は、小泉純一郎と共に郵政民営化研究会を立ち上げた「同志」であり、99年には小泉との共著『郵政民営化論』をPHP研究所から刊行している。「堀江偽メール問題」で、民主党を自滅寸前にまで追い込んだ前原誠司も、郵政民営化研究会のメンバーだった。

「カルトの世紀 道徳再武装と松下政経塾 (その2)」 [2]より

松下幸之助は、自分の電気会社が成長する過程で、「共産主義=激しい労働組合運動 の脅威から自社(自分の財産)を守るにはどうしたらしいか」を本気で憂慮していた。そして、イギリスのアーノルド・トインビー(イギリス最高の「冷戦」洞察家。イギリスのMI6=エムアイシックスという国家情報機関の創設者に等しい。大文明史家でもある)の系統に研究委託した。
それで、アメリカのロックフェラー系統の研究所から指南・報告を受けて、「道徳再武装運動」(モラル・リアーマメント)に加わった。それは、日本の反共労働運動の系譜を作った、「民主社会主義協会」=旧・民社党、友愛クラブ、JC中立労連、という労働組合のイデオローグたちを育てた。これが、国際自由労連=世界反共労働運動=ロックフェラー労働運動である。
一方で、PHPという出版社・研究所を作って、「お父さん、お母さん、お客様、地域の皆さんに感謝しよう」と唱える、PHP思想を作って、それで、激しく闘おうとするソビエト型、中国型の共産主義者たち影響を受けた組合活動家たちを押さえ込んだ。
私は、「オックスフォード・グループ」Oxford Group の系譜である「道徳再武装運動」MRS Moral Re-Armament が全ての鍵を握っており、その分裂騒ぎの時に真実が表に出た、と分析している。このMRAについては、日本の高校生向けの英語辞書である「ジーニアス」(大修館書店刊)にも載っている。「 Frank Buchman が1938年に提唱した世界改造運動、初期の名称はオックスフォード・グループ」と載っている。

副島隆彦氏:「396」 PC操作に関わる会員各位への事務連絡 と 松下政経塾の蠢動(しゅんどう)が始まった、遂に本性を顕わしたというべきだ。[今日のぼやき 無料版] [3]より
このように松下幸之助は共産主義に対抗すべく、ロックフェラー系組織であるMRAの労使協調路線に倣ってPHP思想を作り、やがては松下政経塾を創設しました。今では松下政経塾はネオリベラリスト(新自由主義者)を日本全土へ多数輩出しているのです。
続いて、引用文中にも何度も出てきたMRA(道徳再武装運動)についてもう少し見てみます。
MRAは現在ではIC(Initiative of Changes)と名前を変えて活動していますが、ICの公式HP [4]を見てみると、MRA運動に参加した著名な日本人はざっと挙げただけでも、岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・中曽根・片山哲・福田赳夫・石坂泰三氏(元東芝社長)・賀来龍三郎(元キャノン社長)・石川一郎(元経団連会長)と多数おり、これ以外の人物を見ても所属が政党・経団連・労働組合と様々です。
この組織がロックフェラー系であることからもMRAは、親米派を作り出すとともに労使協調路線を実現させる場となっていたと言えます。
<まとめ>
ロックフェラー・MRA・松下政経塾のキーワードをつなぐと見えてくるのは
「ロックフェラーはMRAを使って日本国内に親米派かつ労使協調路線派(=ロックフェラーに都合良く日本を市場化してくれる存在)を育成した。そして松下政経塾は、政党としてではなく政治家を輩出する私塾に留まることで、分断統治を維持したまま新自由主義者を各方面へ送り込む役割を担っている(=日本の世界市場化の補完役)。つまり日本はロックフェラーの都合の良い市場にされてしまっている。」ということです。
今後日本がアメリカの属国としてではなく1つの国として立つためには、脱米という大きな課題があります。脱米を期待されていた鳩山内閣が倒れてしまった今、脱米を実現出来る、してくれる基盤はどこにあるのでしょうか。その可能性の追求が急がれます。

[5] [6] [7]