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人々の生活を見ていない政治家・前原国交相

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「高速道路を無料にします 」というマニフェストとは全く逆の方向へ向かおうとしている高速道路新料金システム 🙁
マスコミ報道では自家用車の視点に立った批判報道が目立ちますが、自家用車の人たちは「ちょっと外に出るの辞めようかな…」程度で済む話。
実はこの新システムで窮地に追い込まれてしまうのはもっと違う人たち さらに、 与党第一党である民主党の中で見直そうという話になっているのに、民主党の前原国土交通省大臣が「見直しません!」と言っているらしいのです!
これはどういうことなのでしょうか
いつも応援ありがとうございます

6月からの導入を予定している高速道路新料金システムの概要が発表された。休日上限1000円の割引制度が廃止されたうえ、ETC車に適用されていた時間帯による割引制度も廃止される。
代わって導入されるのは平日を含めた上限2000円の割引料金制度である。
しかし、2000円の上限料金が割引料金として利用されるには、これまでの料金制度と比較すると、深夜なら150キロ、通勤割引時間帯なら130キロ、それ以外の時間帯でも100キロ以上の距離の利用でなければ、割引料金にはならない。
個人の利用では8割の利用で割引とはならず、多くの利用者の利用料金が値上げとなってしまう。
植草一秀の『知られざる真実』より [1]

つまり、中・近距離の運送料が上がり、コストが高くつくため、中・近距離で利用している企業(中小企業)の方々が最も痛手を負ってしまうんです
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日本の企業は中小企業がほとんどを占めていますし、経済危機で大変な思いをしているのに追い討ちをかけるかのような今回の政策。中小企業いじめと言っても過言ではありません 😥
     
そもそも、なぜマニフェストと逆行するような高速道路新料金システム法案が出てきたのでしょうか?
法案を提出した前原大臣の狙いとして考えられるのは次の二点。
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この政策で民主党の支持率を低下させ小沢・鳩山を引き摺り下ろし、民主党内での前原勢力の引き上げ
国交省(=前原大臣)は相変わらず狭い省益の事しか頭にない
他にも前原国交相がやったことと言えば、八ッ場ダム
政権交代直後に手を付け、地元住民と交渉する前に八ッ場ダム建設は中止という方針を出したために交渉は座礁。その後に工事中止を撤回したけれど、工事中止は確定しておらず、現在も宙に浮いたまま。リンク参照 [2]つまり、あれだけ騒いだ八ッ場ダム問題も結局結論が出てない
もっと踏み込むと、前原大臣は国土交通省大臣というより、運輸族大臣あるいはJR族大臣としての立ち居振る舞いを行なっており、その権益以外は無関心なのだ。リンク参照どういうことかと言うと、財務省による1000億円から500億円への予算削減の際には今回のような猛烈な抗議を総理に対して行なうわけでもなければ、自ら予算確保に向けて財務省に折衝することもなかった。
前原大臣にとって民主党のマニフェストである高速道路無料化はまるで他人事だったのです 😡

前原は過去の民主党代表でもダメ。国交相になっても八ッ場ダムの件もダメ、JAL問題もダメ、高速料金の問題もダメ、閣僚の一員なのに問題の一因となっていてダメ。 ダメダメ政治家不向きである。
「松下政経塾」という看板にいつまでもぶら下がるしか能が無い人物である。
議員をも辞職して、習い事の政治と現実政治は全く違うという事から勉強し直したほうがよい。
まだまだまともな政治家になるための「ぞうきんがけ」が足りないのだろう。
ライジング・サン(甦る日本) [3]

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振り返ってみると、前原さんのやっていることは全て国民のためにやっていることではなく、自分の私権を獲得する為
前原国交相は政治を行うときに全く国民の方を向いていない
         ∥
     統合者の資格はない
         ∥
        無能

本来有能な統合者とは自分の考えに固執せず、現実を直視し、今国民が何を望んでいるのかをきちんと掴み取り実行しようとしている人 😀 だと思います。
それが出来ないのなら統合者の資格はない(=無能 )。この日々現実の課題に直面し、相手が何を望んでいるのかきちんと掴み取ろうと実行している人というのは私達・素人の方です 😀 統合者は特別な人(政治家)だから出来る訳ではなくて素人でもできるということがはっきりしましたね

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