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「特権階級は無能」のまとめ⇒社会統合気運はどのようにして登場するか?

統合階級の無能視が大衆的に普遍化するかどうか? 
それが、今後の社会再生のカギを握る。
無能視が普遍化すれば、人々は「自分たちが社会を何とかしなければ」と意識転換するだろう。
「試験エリートは無能⇒10年後には社会統合気運」 [1]
こういう問題意識で継続してきた「試験エリート⇒特権階級は無能」シリーズだが、当ブログ及び『るいネット』にたくさんの事例が寄せられた。
これらの事例を集約し一覧化することで、一旦のまとめとしたい。
いつも応援ありがとうございます。


●失策を重ねた戦前の官僚たち
「官僚制度の成り立ちと責任回避システム」 [2]
「文官高等試験合格者が権力の座に着いた昭和初期に日本はおかしくなり始める」 [3]
「幕末の志士亡き後、戦前の試験エリートは失策に失策を重ねた」 [4]
「戦前から顕在化していた、詰め込み教育の弊害」 [5]
「なぜ官僚は「無能」なのか?(革新官僚の例)」 [6]
「無能で、汚らしい、日本の官僚たち(1)」 [7]
「無能で、汚らしい、日本の官僚たち(2)」 [8]
●隠蔽・誤魔化しの巣窟、戦前の軍部
「秀才ばかりが集中すると弱点になる」 [9]
「『日本海軍 400時間の証言』から、『省庁あって、国家なし』を見る。」 [10]
「特権階級はいかに無能か?⇒闘いとはどういうものかが、全くわかっていない」 [11]
「自我原理に支配され、隠蔽・言い訳・誤魔化しの巣窟だった旧軍部」 [12]
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画像はこちら [13]からお借りしました。
●「日本の官僚が優秀」って本当か?
「官僚は優秀ではなく、運が良かっただけ その1」 [14]
「官僚は優秀ではなく、運が良かっただけ その2」 [15]
「『陳情』からみる官僚・政治家の無能な政策」 [16]
「官僚はなぜ無能なエリートなのか」 [17]
「平成官僚は無能すぎる」 [18]
「驚くべき官僚組織と民間組織の違い」 [19]
●暴走するほど無能さを曝け出す、司法官僚
「三権分立だからこそ官僚は暴走する!」 [20]
「裁判官はなぜ誤るのか」 [21]
「裁判官はどのようにして判決を下すのか?」 [22]
「無能ぶりを明らかにした検察は、国民に「説明」せよ」 [23]
「特権階級が暴走すればするほど、彼らの無能さと邪心が白日の下に曝け出されてゆく」 [24]
●世界情勢が全く読めない、外務省
「世界の覇権交代が読めない、日本の特権階級(官僚・マスコミ)」 [25]
「外務省エリートの歪んだメンタリティ」 [26]
「官僚・マスコミは無能だから対米(戦争屋)従属を続ける」 [27]
「自己の責任を隠蔽する外務省の体質は戦前から変わっていない その2」 [28]
「国益を無視しエリート意識に埋没する外交官」 [29]
「外務省の尊大、傲慢、無知、でたらめ」 [30]
●戦前から失策続きの、大蔵~財務省
「市場構造を直視できず、バブル(と崩壊)を深刻化させた大蔵・日銀官僚」 [31]
「財務官僚の無能、しかもその自覚全くなし」 [32]
「エリート官僚の最大のタブーは「無能」の指摘!?」 [33]
「日本の銀行も優秀ではなく、運が良かっただけ」 [34]
「大企業の役員賞与は無税」 [35]
●無駄な事業を止めない、通産~経産省
「屁理屈で継続される無駄事業~スパコンの事例」 [36]
「経済産業省が推進する国家プロジェクトの実態 その1」 [37]
「経済産業省が推進する国家プロジェクトの実態 その2」 [38]
●国民生活を混乱させる、厚生省・建設省・農水省他
「厚生労働省年金局のデタラメと無能の事例」 [39]
「医療行政の暴走(医療費亡国論が国家を滅ぼす)」 [40]
「厚生労働省現役官僚の告発~専門能力もなく、保身のためにゴマカシを続ける官僚」 [41]
「建築行政の暴走(基準法改正の何が問題だったのか)」 [42]
「教育行政の暴走(ゆとり教育で公教育は崩壊寸前)」 [43]
「アメリカ農業を真似した、戦後農政の決定的誤り」 [44]
「農水省ダム事業の苦しい理屈付け」 [45]
「宮内庁長官の発言・態度に見る特権階級の無能ぶり」 [46]
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●特権階級は無能⇒我々はどうする?
「特権階級は旧観念の奴隷であり、無能でバカな存在なのでは?」 [47]
「知識階級の無能の原因は西洋客観主義」 [48]
「試験制度の問題性はどこにあるのか?」 [49]
「社会における有能・無能とは」 [50]
「『統合階級は無能』の共認」 [51]
「試験制度の勝者に社会を支配する資格はない」 [52]
「官僚制の突破口は『半専任・半事業の社会統合ネットワーク』」 [53]
本当に民主主義を実現するのなら、国家や社会を、大衆が自分たちで動かすことのできる共認統合体に作り変えるのが、本当ではないのか。そういう意味で、「官僚制の突破口は『半専任・半事業の社会統合ネットワーク』」 [53]という提起に同感である。
万人が属している社会を統合する仕事は、万人によって担われなければならない。そのためには、公務員も専任ではなく、半専任化すべきである。つまり、誰もが専業を営んでいるわけだが、一定の期間は公務(社会統合の課題)を担い、一定期間が過ぎれば専業に戻るという参勤交代制である(当然、公務期間中の収入は保証されなければならない)。これが、今や社会秩序の破壊物と化した官僚制度を超える突破口ではないか。
その前提条件(基盤)となるのが、10年後に登場する社会統合気運である。社会を対象化するといった次元を超えて、官僚に代わって我々庶民が行政を担っていくという気運である。
そのためにも、「社会統合気運の上昇を媒介するものは何か?」「社会統合観念は、どのような形で必要とされるようになるのか?」といった課題を今後は追求してゆきたい。
(本郷猛)
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