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郵政民営化見直しを巡る国益派VS戦争屋-CIA勢力との闘い

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郵政民営化をどこまで押し戻せるか?
それが今後の焦点であることは既に述べたが、水面下では闇の支配勢力の妨害工作が続いており、亀井郵政・金融担当相をはじめとする国益派はそれに晒されながら闘っている。「新ベンチャー革命」2009年10月4日「日本の郵政正常化のため東大法卒官憲目覚めよ!」 [1]に詳しい。
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1.意気投合の亀井・野中両氏
2009年10月4日朝、TBSの時事放談に、亀井郵政・金融担当大臣と野中元自民党幹事長が出演していました。野中氏は亀井氏の大臣就任後の行動(金融モラトリアム問題含む)を全面的に応援するとともに、郵政問題に関して、来年夏の参院選前までにきっちりケリをつけるよう注文を出していました。と同時に、先の小沢民主党幹事長の1週間にもおよんだ訪欧の目的について疑問を投げかけていました。両氏は、元々自民党のもっていた伝統的保守政治を体現する数少ない政治家であると、改めて実感しました。小泉政権誕生以降、自民党に失われたもの、それこそが、伝統的保守性だと思います。小泉政権は、このような政治家を自民党から追い出してしまった。そこに、今日、自民党の敗因があると強く思います。
2.再認識すべきは国民益(公益)をいかに追求するか
上記、TV番組に出演した両氏は、当然ながら、戦後自民党を闇から操ってきた米国ジャパンハンドラー、それに踊らされた政官財日本人の買弁勢力、さらに郵政民営化(米営化)に伴うおこぼれ利権をむさぼろうとしてきた一部の日本人の実態のウラをすべて知っているように感じました。とりわけ、野中氏はすでに引退した身分ですから、全国ネットの公共放送で発言できるギリギリのところで勝負していると感じました。野中氏は全国の国民に向って、郵政問題には深い闇があることを強くほのめかしたことは間違いありません。
今回の亀井・野中両氏に共通していたのは、政治家の役割とは、さまざまな利権集団の暗躍をはねのけて、国民全体の公益を追求することであるという認識でした。両氏もかつては利権政治家とみなされる側面をもっていたのは確かですが、年齢を重ねるとともに世俗離れして、独特の政治哲学というか、ある種の純粋性がでてきました。これは政治家の資質として当然ですが、小泉政権以来、多くの政治家に欠ける点です。
3.郵政民営化見直しは国営に戻すことではない
野中氏の発言で印象的だったのは“来年夏、参院選で民主党は単独過半数をとるであろう、そうなったら、亀井氏(国民新党)も用済みにされる運命である。亀井氏に残された時間は1年未満である。その間に、政治生命を賭けて、郵政犯罪を国民の前で摘発し、日本の郵政システムが国民益に沿うよう正常化して欲しい。”というものでした。さらに野中氏は、それは日本郵政を国営に戻すことでは必ずしもないと付け加えています。まさに正論だと思います。
郵政民営化見直し自体は、民主党のマニフェストであり、国民がそれを支持しているわけですから、民主党政権下の日本政府は郵政見直し(正常化)を絶対に実行しなければならないのですが、その心は国民全体の公益に沿うかどうか、この1点です。にもかかわらず、郵政利権亡者は、早くも、あの手、この手で代替案をマスコミにリークして、世論誘導しようとしています。上記のTBS番組でも、女性キャスターが日本郵政の現西川体制一派がマスコミにリークしたと思われる郵政見直し代替案を説明しようとしたら、亀井氏が、女性キャスターの説明の最中に“この案はデタラメだ!”と横やりを入れる一幕がありました。亀井氏は政治生命を賭けているなと視聴者に強く印象づけました。
4.亀井氏の命は大丈夫か
もし亀井大臣が、2005年の郵政民営化選挙時代に、今日のような政治行動(アンチ郵政私物化犯罪)をとっていたら、早速、米国ジャパンハンドラーあるいはその傀儡である日本人官憲からにらまれて、例の植草氏のように陥穽工作のターゲットにされていたであろうことは想像に難くありません。
現在の亀井氏は、世界的金融危機勃発とオバマ米民主党政権誕生以降、CIA系ジャパンハンドラー(謀略集団)の威力が弱まっていることは認識しているようですが、彼らの底知れない怖さを熟知している亀井氏は決して油断していないと見受けられました。
2005年、郵政民営化(=米営化=私物化)に断固反対して自民党から追い出され、自選挙区にホリエモン(国際金融資本リーマンのダミーだった)という最強の刺客まで送りこまれて、想像を絶する逆境を経験した亀井氏は、年齢も年齢であり(もうすぐ74歳)、何も怖いものはないという風情でした。やるならやってみろ!という顔つきです。
5.亀井大臣応援の野中氏はなぜ、ワザワザ小沢訪欧に言及したのか
上記、野中氏は上記番組にてワザワザ、小沢訪欧に強い疑義を投げかけています。野中氏は周知のように、小沢氏(元経世会)の闇をすべて知り尽くしている人物です。それをすべて知った上での意味深な発言です。これまでも、野中氏(元経世会)や鳩山邦夫元総務大臣(元経世会)などが、郵政の闇に関して本番組で何度か爆弾発言(ユーチューブでネットに流される)をしていて、政治に関心の深い全国の視聴者からTBS時事放談は注目されている番組です。
筆者の憶測するように、小沢氏が米オバマ政権および米中央銀行FRBの黒幕、国際金融資本オーナー(欧州新興貴族、欧州伝統貴族を含む)から出された何らかの特命を拝しに行ったか、それに近い訪欧目的が隠されているという疑惑が野中氏発言から想像されます。野中氏は、暗に、国民に向って小沢氏には気をつけろと呼びかけているのです。
6.2005年、郵政民営化法案通過にいたるシナリオの真実の証言を
さらに野中氏は小渕元総理(元経世会)の突然死についても、さりげなく触れました。筆者は前々から小渕氏の突然死に疑惑をもっていますので、この死が、郵政の闇と関連していることを野中氏が国民に知らしめようとしていると感じました。2000年、小渕総理の現職中での突然死とは、自民党経世会(反CIA系)から自民党清和会(親CIA系)へのパワーシフトの“ターニング・ポイント”と筆者は位置付けています。その後、2005年郵政民営化法案の国会通過に至るまでのシナリオが、あまりにうまく出来過ぎていると、シナリオ・プラニングの研究者の一人である筆者は感じています。
7.CIAに毒された日本の官憲は罪滅ぼしを
この際、東大法卒官憲官僚は、法卒、経卒にこだわる狭量は捨てるべきでしょう。亀井大臣の要求に沿って、郵政利権やりそな銀行インサイダー取引などで、国益を大きく損ねた日本人買弁勢力の摘発を最優先で行うべきでしょう。
にもかかわらず、東京地検が、下野した自公野党の別働隊の調査(重箱のすみをほじくる姑息さ)で発覚した鳩山首相の違法献金疑惑の本格調査に乗り出すと報道されています。まさに94年、細川首相が佐川急便からの献金疑惑で、突然辞任した“政治とカネ”スキャンダル事件の再来を予感させる不吉な動きです。この時、細川おろしで暗躍したのが皮肉にも上記、野中氏その人でした。“政治とカネ”スキャンダルなら、民主党より自民党にこそ山ほどあり、自民党の土建政治は、その温床だったのではないでしょうか。どういう判断基準で東京地検は動いているのか、鳩山献金疑惑は、自公別働隊の告発であり、その政治的意図がミエミエではないでしょうか。国民の期待を背負って民主党が離陸したばかりのときに、逆噴射を仕掛けるテロにも等しい。
東大法卒の地検官僚よ、いいかげんに目覚めろ!といいたい。君たちは国民益の番人ではないか。

亀井郵政・金融担当相は断固実行というスタンスだが、戦争屋→CIA勢力は郵政民営化→日本資金の奪取を諦めたわけではなく、未だにマスコミや検察を動員した妨害工作を続けている。
本日10/4、中川昭一元財務・金融相が亡くなった [2](ご冥福をお祈りします)。今の所、死因は定かではないが、いずれ様々なブログ情報で明らかになるだろう。
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いずれにしても、亀井郵政・金融担当相をはじめとする国益派が、戦争屋→CIA勢力→マスコミ・検察による妨害工作や有形無形の恫喝に晒されながら闘っていることだけは間違いない。
(本郷猛)
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