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『自給自足的な地域ブロック経済の可能性』4.アジア地域ブロック経済の可能性は?~経済状況のデータから~

『日本が主導する、共認型アジア圏ブロック経済の可能性』 [1]を追求するにあたって、まずは各国の経済は現状どのようになっているのかを確認してみましょう。ただ、本源性の高い日本がどの国と市場原理を超えた共認型地域ブロック経済を築けるか?については、その相手国に私権意識が強く残存しているかどうかを確かめる必要がありそうです。

一般的に所得が低い国では私権意識が強い判断しがちですが、そもそもその国の民族性で共同体意識が強いのであれば、例え所得が低くとも私権意識は弱い(もともと無い)ので、私権意識が残存している度合いを確かめるには、その国が高所得国なのか、低所得国なのかの『所得度合』より、私権意識の生まれる原因となる『所得格差』が生まれているかどうかを確認したほうが良さそうです。そうする事で、その国が自給自足をしながら、互いに協力しあえるその民族の共同体意識を持つ国かどうか?本源性の強い日本と上手くやっていけるかどうかも確認出来る。では、各国の私権意識の度合はどうなっているのでしょう? 

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(参考資料:2009年度 財務省統計局より)

『貧困格差』は倍率で表されている為、GDPの額が右に振れれば振れる程、実質の『貧困格差』の額は大きくなります。ヨーロッパ諸国は右側上部に多く、GDPが高い中で『貧困格差』も高い。つまり国民の生活水準に差が大きい≒私権意識も高いと考えられます。一方、アジア諸国は、左下に多くの国が偏っており、GDPが低い中で『貧困格差』も低い。つまり国民がほぼ同じ水準の生活をしている≒私権意識が低いと考えられます。やはりブロック経済の可能性は本源性の高いアジア諸国に多くありそうです。

次に各国は何を生産しているのでしょう?

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           ア ジ ア                   ア ジ ア(中東)
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         アフリカ                     ヨーロッパ
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         ヨーロッパ                  アメリカ      
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(参考資料:2009年度 財務省統計局より)

データで見る限り、アジア圏ではタイ、インド、ベトナム、中国、パキスタン、イラン辺りが食料の輸出額>輸入額で推移と食料に余裕がありそう(綺麗に分配出来るかどうかの問題はありますが・・)。逆にアジアで食料輸入額が大きいのは、日本、香港、韓国といった所。先進国の為、技術開発をメインとした工業製品の輸出が多いのが現状だが、今後は自給自足に向けて生産力の内訳を変更し、農業に注力する必要も出て来そう。中東は砂漠が多い為、軒並み食料輸入額は高く推移。(米の自給率は、インド106%、タイ198%、パキスタン172%と100%を上回っている。貧困格差も低い為、私権意識も低い。今後のアジア経済における食料輸入相手国としての可能性は高い。)

原材料や燃料では、インドネシア、マレーシア、ベトナム辺りが、アジアで燃料系の輸出額で輸入を上回っているが、アジア全体をカバー出来る程では無さそう。特に日本や中国はこのままの生産体制を続けていくのであれば、中東のサウジ、アラブ辺りの巨額の輸出に頼らざるを得ない。

工業製品は技術力の高い日本と中国が他国を圧倒。今後は農業生産力の向上にこの技術力を注ぎ、後進国に広める事で、アジア圏で相互に助け合える土壌を作っていかなければならなさそう(食料の総額はアジア全体では輸入額の方が輸出額を上回っている為、食料生産を増やす必要がある)。

次回以降からはこのデータも含めて、本源性の高いアジアの可能性、本当に必要な生産物等、、より具体的に可能性を追求していきたいと思います

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