
週間エコノミスト7月14日号は特大号【特集】米国債暴落 [1]でした。ちまたでは米国債の7月危機説なども広まっています。ネット界では米国債暴落についてどのような見方があるのか調べてみました。
■なぜ、どのようにして米国債は暴落するか
様々なブログで、米国債暴落の予想がされていますが、その理由を集約すると以下の5点に整理されます。
①国債発行しすぎ、FRBもこれ以上買えない。
・米財務省によると、米国が抱える公的な債務残高は、国債を中心に11兆3438億ドル(5月末)に達している。円換算で1134兆3800億円
・連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れが3000億ドルの上限に近づくなかでの発行増額となっており、FRBが買い入れを打ち切る時期が近いとも考えられる。
②長期金利が上昇し、経済が破綻する。
・5月末には一時的に3.75%に達し、わずか6週間程度で125ポイントも一気に上昇しました。
・米国債(債権)の下落とは、長期金利の上昇を意味します。この長期金利が今後、4%、5%、6%. . . 10%となると、今以上のリセッション、世界的大恐に陥るのです。
③カリフォルニア州の破綻が引き金を引く。
・米国債を乱発している中央政府が、州政府の債務を肩代わりするのは、まさに国家破綻を覚悟した上での暴挙となる。
・仮にカリフォルニア州を救済したという既成事実が出来上がると、他の壊滅的な財政状態にある約40州も救済しなくてはならない。残る10州が新たなデフォルトの危機に見舞われるのも時間の問題であり、全米50州がデフォルトすることになる。
④日本で民主党が政権をとると米国債を買わなくなる。
・英BBC放送は12日、民主党「次の内閣」の財務相を務める中川正春衆議院議員が、「民主党が政権を握ったら、ドル建ての米国債は購入しない」と発言したと報じ、ニューヨーク外国為替市場でドルが対円で売られる要因となった。
詳しくは、各ブログの分析をご覧ください。
■来週、米国建国史上、過去最大規模の赤字補填へ
米ドルの暴落の可能性を探る090724 [2]
財政難の米国では、来週、過去最大規模の総額1150億ドルの国債入札を実施すると発表した。6月末に実施した総額1040億ドルを上回って、米国建国史上、過去最大規模の赤字補填を行う。内訳は、20年物インフレ指数連動債(TIPS)(リオープン)60億ドル、2年債420億ドル、5年債390億ドル、7年債入札280億ドルで、実質増加は930億ドルが新規に調達される見通しとなっている。今回、連邦準備理事会(FRB)の国債買い入れが3000億ドルの上限に近づくなかでの発行増額となっており、FRBが買い入れを打ち切る時期が近いとも考えられる。
■オバマはカリフォルニア州を潰せるのか
米ドルの暴落の可能性を探る090724 [3]
ヘッジファンド、ベンチューラ・キャピタル・マネジメントでは、カリフォルニア地区の住宅差し押さえ件数や失業率などを根拠に米国経済の将来に悲観的な見方を崩していない。「カリフォルニア州は破綻寸前。経済状況は今後も引き続き悪化するだろう」と、絶望感をあらわにする。
米国債を乱発している中央政府が、州政府の債務を肩代わりするのは、まさに国家破綻を覚悟した上での暴挙となる。仮にカリフォルニア州を救済したという既成事実が出来上がると、他の壊滅的な財政状態にある約40州も救済しなくてはならない。残る10州が新たなデフォルトの危機に見舞われるのも時間の問題であり、全米50州がデフォルトすることになる。
■e株リポート:特集 米国債暴落
毎日jp 090706 [4]
米国の長期金利が急上昇している。財政悪化への「懸念」は根強く、積極財政による景気刺激と低金利政策による住宅市場回復を目論むオバマ政権にとって、長期金利上昇は命取りとなりかねない。
「米国債の洪水をFRB(米連邦準備制度理事会)は、オフセット(埋め合わせ)できない」 米ダラス連銀のフィッシャー総裁は6月15日、地元メディアのインタビューで国債大量発行が足元の長期金利上昇の要因になっている可能性に懸念を示した。


■迫る米国債デフォルト属国日本は助からない
ゲンダイネット090624 [5]
米財務省によると、米国が抱える公的な債務残高は、国債を中心に11兆3438億ドル(5月末)に達している。円換算で1134兆3800億円(分かりやすくするため1ドル=100円で算出)。「1100兆円以上の借金を返済できると思いますか。どう考えても無理でしょう。ある時点で、チャラにするしかない。
昨秋のリーマン・ショック、今話題の米カリフォルニア州の財政破綻懸念など次々と米国のほころびが見えてきました。いずれ超ドル安やハイパーインフレが起きるでしょう。
■市場大暴落のサイン 売られる米国債と上がる金利
インドネシア情報局090607 [6]
市場関係者や参加者はもちろん気付いていると思いますが、市場大暴落のサインが出ています。明日から、市場が開きますので、前もってお知らせしておきます。米国債が売られ、債券価格が下落=金利が上昇しています。米国債10年の利回りは、3.84%。米国債30年の利回りは、4.63%まで上昇。
とにかく現状況は、あとは株が大暴落を起こすのを待つだけの水準に達しており、通常なら間違いのない市場大暴落のサインが出ていますので、くれぐれもご注意下さい。

■米国債の暴落で、真の世界恐慌が起こる。
Hatena::Diary 090607 [7]
先月末に報道されたニュースが象徴的だった。長期金利の指標となる米国債10年物利回りが、4月下旬の2.9%台から3.72%付近まで急上昇したというもの。そして5月末には一時的に3.75%に達し、わずか6週間程度で125ポイントも一気に上昇しました。米国債(債権)の下落とは、長期金利の上昇を意味します。この長期金利が今後、4%、5%、6%. . . 10%となると、今以上のリセッション、世界的大恐に陥るのです。
日本はどうか?今年の総選挙で民主党政権になっているだろうから、米国債の暴落前に、現在のドル建てから円建てに切り替えるかもしれない。(実際の民主党議員の発言から)もしかしたらこの政策が米国債暴落の原因になる可能性も。
■米国債の大暴落はきっと来るのではないか
日本国財政破綻SafetyNet 090513 [8]
英BBC放送は12日、民主党「次の内閣」の財務相を務める中川正春衆議院議員が、「民主党が政権を握ったら、ドル建ての米国債は購入しない」と発言したと報じ、ニューヨーク外国為替市場でドルが対円で売られる要因となった。次期総選挙後に政権を担う可能性がある民主党の幹部が、ドルの安全性に懸念を表明したことで、ドルに対する不安が強まったとみられる。(5月13日、時事通信)
中川氏の真意としては、米国債をもうこれ以上発行するな、と言いたかったのかもしれませんが、米国がそういう選択をすることは多分ないでしょう。一説によると米国の不良債権額は、 4000兆円※といわれています。米国が不良債券処理に投じた額はわずか74兆円 (2009年3月4日、日経紙) にすぎず、これから国をあげて処理しなければならない額は、まだ山のようにあるのです。
※副島隆彦氏は、米国の不良債権額はピーク時に、8京円、その1/20の4000兆円を処理しなければならないと述べています。