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ロスチャイルドの生き残り戦略2  ~ロシア・東南アジアも巻き込んで、中国での市場拡大を狙う~

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ロスチャイルドの生き残り戦略①では、中国の外貨準備高を米国債購入ではなく、資源・エネルギーへの投資に転換し、中国の市場拡大に可能性を見出したと書いた。
どうやらロスチャイルドは、中国以外の国々にも触手を伸ばしているようだ。
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■オルタナティブ通信より東南アジアに伸びるロスチャイルド帝国の毛細血管 [1]

タイの大手銀行=泰華国際銀行は、同国の最大手・華僑財閥である李一族、謝一族、伍一族、黄一族の「資産運用先」として、こうした中国共産党政府の「海外資源独占への資金提供」に拍車をかけ始めている。中国の、かつての李鵬首相等との「李一族の血縁ネットワーク」が、タイ華僑財閥の李一族を水先案内人と化し、泰華国際銀行の「タイ=中国一体化ビジネスに大きく貢献している」。
タイ国内には、こうした華僑財閥に反感を持つ向きも居るが、泰華国際銀行を経営するラムサム一族は、タイの国王一族と歴代、婚姻関係を結び「閨閥」を形成している。タイの王族の財産を管理するCPB・王室財産管理局の王族資産が、泰華国際銀行を通じ、中国共産党の「投機資金」に姿を変えている。
東南アジアに「触手を伸ばす」、こうした中国の金融投機の「根」は、中国を拠点としたロスチャイルド帝国「アジア支店」の「猛毒の浸透経路」となっている。

どうやら東南アジアを巻き込んで、中国の資源・エネルギー投資に貢がせているようだが、それを指示しているのがロスチャイルド。しかし、巻き込もうとしているのは東南アジアだけではない。
■オルタナティブ通信より姿を現す世界帝国 [2]

ロスチャイルドの石油企業BPとの関係を「深める」ロシアのプーチン・メドベージェフ勢力のチュメニ石油。その経営の「裏の指南役」でもあるロマン・アブラモヴィッチは、かつては、経営陣が旧KGB出身者で「占められている」石油企業シブネフチの最高経営責任者=ボスであった。シブネフチは極東シベリアの開発利権を持つため、今後、日本にとっても、エネルギー政策面で「ロシアの諜報・スパイ組織との交渉が、国家存亡に関わって来る」。現在では、英国サッカーチーム=チェルシーの所有者としてサッカーファンには良く知られ、またマスコミに登場する事も多いアブラモヴィッチの存在は、本業の石油ビジネス面では、ロスチャイルドと旧KGBとの「蜜月を、極めて明確に示している」。ロスチャイルドの「助力」もあり、アブラモヴィッチは、英国ロンドンにミルハウス・キャピタル投資会社を作り、ロシアの石油販売の利益を世界の金融市場で「回転させ、自己増殖させて来た」。
ロシアの諜報組織は、世界最大手の鉄鋼企業エブラズ社を買収・経営すると同時に、中国・河北省の製鉄企業=徳龍ホールディングスの株式51%を握り、中国共産党との「一体化」をビジネスベースで計りつつある。ロスチャイルド=ロシア諜報組織=中国共産党の、ネットワークの成立である。
さらにロシア諜報部は、米国ポートランドのオレゴン・スティールを買収し、加えて英国の金塊業者ハイランド・ゴールド社の40%の株式買収に成功している。この株式買収に当たっては、40%中の34%=大部分をロスチャイルドのバリック・ゴールド社から「禅譲」されている。この「禅譲の橋渡しを行ったのが」、バリック・ゴールドの取締役である父ブッシュ大統領(元)である。米国大統領筋と、ロスチャイルド、旧KGB、中国共産党の「影の世界政府ネットワーク」が透けて見える。
こうしたロシア諜報部の「ビジネスの拡大に伴い」、次世代を担う優秀な「ロシアン・ビジネス・マフィア」の育成が緊急の課題となり、アブラモヴィッチは、石油ガス会社ノヴァテク社長ミヘルソン、ロシアの投資銀行トロイカ・ジアローグ会長ヴァルダニャンの出資を仰ぎ、モスクワ経営大学院スコルコヴォの創立に漕ぎ付けた。ロシア版ハーバードビジネススクールである。この経営大学院の理事長には、メドベージェフ大統領本人が座り、理事にはシンガポールのリー・クワンユーが座っている。
かつてSGIC・シンガポール政府投資会社の投資を、「ヨーロッパから中国に全面的に向けさせ」、現在の中国の経済大国化の「舵取り」を担った、リー・クワンユー、中国首相・李鵬(元)、香港最大の財閥にして中国最大の企業CITICの「経営指南役」李嘉誠、台湾総統(元)李登輝、アフガニスタンに次ぐ世界第2位の麻薬生産地帯アジアのゴールデントライアングルを「経営する」リー・ウェンホワン将軍と、血縁ネットワークを持つリー・クワンユーである。この李一族は全て親族である。
ロスチャイルド、ロシア諜報部、米国大統領筋=CIAジョージ・ブッシュ・センター、中国共産党首脳部、東南アジア・台湾トップの、ネットワークが静かに形成されつつある。

中国の資源・エネルギー投資に向った背景には、ロスチャイルドの力が働いていることが伺える。しかもロスチャイルドは中国だけでなく、華僑(李一族)の繋がりを通じて、東南アジアとのネットワークを構築し、中国を拠点とした市場拡大を図っている。このように、後進国(中国)でのさらなる市場拡大を図るための新たな取引関係(ロシア・華僑(中国・東南アジア))の構築、これが金融危機後のロスチャイルドの新たな生き残り戦略なのだと思われる。

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