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画像はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E7%94%B0%E5%BC%98%E6%AF%85 [2]より引用
日本政治のしくみシリーズの番外編として、最近テレビ朝日で放映された城山三郎原作の「落日燃ゆ」について”めぐみ”さんという女性からの妙な違和感を基点に、マスコミによる洗脳戦略について考えてみました。
そのまえに、クリックお願いいたします。
まず、めぐみさんの違和感は?
> そうドラマを見たあと印象に残ったのは“誠実な廣田と調子のいい吉田”
・・・中略・・・
なんか意図的なものを感じるんです…
なぜこの時期に開局50周年の記念ドラマとして、この題材を選んだの?>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=202381 [3]
それについて、”やまと”さんからNHK製作の白洲次郎と対比させ
>吉田茂は麻生首相のおじいさん。
総理就任を機に麻生人気を躍起になって演出しようとする一派が持ち出したのが「白洲次郎~吉田茂」賛歌ではないの?「ジジイの七光り」でも何でも使えるものは使う。NHKが「白洲次郎」をドラマ化してアピールした。
しかし、その努力もむなしく支持率の急落に歯止めが掛からない現実がある。
そこに止めを刺すようにテレビ朝日がぶつけたのが、ドラマ「落日燃ゆ」。>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=202446 [4]
「政界代理戦争」という視点で捉えられています。つまり、アメリカのこれまでの常套手段として、対立をあおり、「分断して統治」するという手法をマスコミがあおっているということの事例ですね。この場合は、左右ではなく、新旧の首相の対立と見立てるのがいいのかもしれません。その渦中となる広田の人となりは?
>①日本の外交官、政治家。
②第32代内閣総理大臣。
③庶民(石材店の息子)から総理大臣になった。
→廣田以前の首相は武士や富農の出がほとんど。
いわゆる毛並みのいい人が総理大臣に選ばれていた時代。
名家出身氏族でも貴族上がりでもない廣田が首相に選ばれるのは大変珍しかった。
④戦争回避に努める実直な人。
最終的には彼が対立し続けた軍人たちとともにA級戦犯として処刑されてしまいます。
東京裁判において一切の弁解をせず、自らの死をもって太平洋戦争開戦の責任をとりました。>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=202468 [5]
ひとことで、昔の日本男児はほぼこういった潔さを兼ね備えていたと感じ入ってしまうのですが、この善玉イメージをまず、吉田-麻生(吉田の孫)の悪玉イメージと対比させることがポイントです。
>1.実直であるというイメージをアピールしたいこと。
2.同じ穴の狢(外務官僚同士の吉田-廣田と自民党の麻生-与謝野)に見えて、実際は違うというイメージをアピールしたい。間違っても民主党の小沢一郎ではないことを・・
3.本当に日本のことを考えているのはこの人だというイメージを作りたいこと
そのイメージ戦略に当てはまるのが与謝野馨そのひとである。>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=202519 [6]
ではなぜ、与謝野馨なのでしょうか?
その核心は彼ならば、まずもって、アメリカの意向に沿うことであろうことかと思われます。
>1.就職の際、従米派の中曽根康弘氏の紹介で日本原子力発電に入社したこと。
2.政界参画のきっかけが、同じく従米派と思しき渡辺常雄氏(読売新聞グループ会長)の勧誘で中曽根氏の秘書となったこと。
3.小泉内閣の際、郵政民営化に尽力したこと。
4.その後の従米政権である安倍、福田、麻生政権で、金融財政担当大臣を中心に担ってきたこと。金融破たん後のこの状況に対して、財政通というイメージも見逃せない。
5.自民党内で主流派閥に属さないため、アメリカの支持が背後になければ首相になれない。>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=202519 [6]
過去、彼の秘書が逮捕されたこともあり、従米勢力として取り込まれてしまった疑いが濃いようです。
アメリカは現政権(麻生)が持たないと判断したら、その命脈(支配権)を保つ為に、歴代の自民党政権
末期には敢えて汚れ役を引き受けさせ、支持率低下を理由に次期政権への期待感をマスコミに演じさせてきたといえます。
多くのブログを拝見しても、広田弘毅のインパクトから、ドラマの人間像に関する記事が多いのですが、、なぜいまこのドラマをやるのかの底には、アメリカの意向に沿ったイメージ戦略があると考えざるを得ません。
このシリーズでは、戦前の日本人の世界観、と潜在的に欧米の市場原理主義に真っ向から立ち向かった潔さと洞察の深さがみてとれました。敗戦という結果となりましたが、決してその意思は絶えていない、むしろ貧困というタガがはずれ開花する時であると思う今日この頃です。