『東南アジア諸国と日本』シリーズの第6段です。今回はミャンマーを紹介します。
■ミャンマーってどんな国?
ミャンマーはかつてビルマと呼ばれていた国です。軍事政権国家で他国との関わりを最小限に限定しており、いわば鎖国的な国政を敷いている国です。そのためか、1987年には国連から後発発展途上国に認定されています。
ミャンマーの歴史は↓の年表をダウンロードしてご覧ください。
ファイルをダウンロード [1]
政治は20年間も軍事政権が存続しています。参照 [2]
また人々の暮らしぶりは、とても穏やかな人々が多いのが特徴です。軍事国家という言葉のイメージだけではなかなかわからないですね。参照 [3]
では、ミャンマーの本題に入ります。
日本のお姉さんのアジア [4]
に記されていますが、第二次大戦時、イギリスの占領下にあったミャンマー(当時ビルマ)において、日本軍がイギリス軍を駆逐し、ミャンマーの独立の基礎をつくったことから、現地の人々の日本に対する印象は良いです。
軍事政権が長く続いているのも、そもそもの原型が、日本軍統治時代のそれをミャンマーが用いていることは容易に想像できます。
■現在のミャンマー
金融危機の影響についてはこれまで先進諸国が救済援助を凍結し、金融市場では「鎖国」の状態にあったミャンマーでさえ、先行き不安が徐々に広がりつつあります。参照 [5]
そして、外交面では中国への依存度が高くなっています。またロシアとも密接に繋がっており、全体として反欧米の色彩を強めています。参照 [6]
中国とは30年間で1800億立方キロメートルの天然ガスの供給を約束し、自国に核技術研究所を設けロシアへは留学生を送り、軍事力の強化に力を入れているようです。
ジェトロHP [7]
外務省HP [8]
☆ ビルマ(現ミャンマー)の独立と日本人 ―――――― 2007/08/27 [4]
軍事政権VSスーチーさんではみえてこない複雑事情 ミャンマー(ビルマ)の政治情勢 [9]
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