昨日も本郷さんの記事が掲載されてましたが、今日も引き続き分析してみたいと思います。
例によって、ネットで状況を探ってみました。
森田実氏は福田退陣と今後の政局――早期解散・総選挙へ〈1〉 [1]で以下のように見解を述べられています。
ただ、私は最近まで、福田内閣で解散・総選挙を行えば政権が交代する可能性が高いので、自公連立政権はより人気のある新首相で総選挙をやるのではないかとの見通しを語ってきた。
自民党が政権を維持するためには、福田首相は秋口に退陣し、マスコミを巻き込んだ大々的なお祭り的自民党総裁選で自民党のイメージアップをはかり、新首相が国民受けのする新政策を打ち出して総選挙を戦うしか道はないと語ってきた。
自民党がたとえこれを行ったとしても、総選挙における劣勢を挽回することは困難かもしれないが、とにかく、自民党に残された道は、福田退陣→オープンな総裁選→人気のある新首相選出→国民受けする新政策でいくしかないのが現状である。
「クレイジーパパ」さんも、同じような見解です筋書き通りの福田首相辞任表明 [2]
さて、これからのことである。
森はポスト福田について「麻生さんがいいと思う」と発言、公明党も麻生幹事長との連携をアピールして、自民党内に麻生総裁への機運を高めようとしてきた。
おそらく「麻生」で決着するだろう。
しかしその前に自民党得意の政治ショー「総裁選」を派手に演出しなければならない。
小池百合子あたりを出せばショーにメリハリがつく。国民はテレビに吸い込まれる。
国民の頭の中が自民党モードに入り、新しい首相が誕生したところで、すかさず解散を断行する。
なるほどー。そういう役どころなんですね。
小池百合子。
で、そのあと断行されるのが総選挙で自民党に勝算はあるのか、
ということですが苦戦は必至との予想が大半です。
前述の森田実氏もそのように予想されていますね。
じゃあなぜ、そんな不利な勝負に打ってでるのか、ということになりますが、
株式日記と経済展望さんの「公明党は選挙を有利に戦うため森喜朗に「首相の顔のすげ替え」を要求した」 [3]にその回答がありました。
もはや公明党は自民党の総裁を首を挿げ替えるのも自在となり、現在の自民党はかつての自民党とは異なり創価学会の支援無しには選挙に勝てない議員を沢山抱えている。
こうなれば総選挙に敗れて政権を投げ出して、公明党とも関係を解消して出直すしかないだろう。
現在のままでは政権を維持しても公明党のリモコン政党になってしまう。
公明党との連立を嫌って解除⇒下野して体力を回復⇒再び打って出る、という戦略らしいです。
自民党がこのような戦略を選択すると、与党でいたい公明党は民主党に接近し、連立する。
しかし、以前の細川連立政権の時のように、早晩に瓦解するだろう、という読みですね。
おっと、時間もなくなってきましたので、今日はこのあたりで。。。
最後に、今後の追究テーマというか疑問を書いておきます。どなたかコメントいただけると嬉しいです。
1.森喜朗が指揮を執っていると思われるが、だれから指示を受けているのか?
2.アメリカ総選挙との関連は?きな臭い話 [4]もあるが、どう繋がってる??
3.大連立を拒否した小沢一郎は何を考え、どう動くのか?
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