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金融国家イギリスの株価がバブル化しないのはなんで?

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るいネット 便利データサイト 世界経済データ 株価指数国際比較グラフ [1]
を見ると、イギリスの株価だけが他の国の株価と全く別の動きをしていることに気が付きます。
これはなぜなのでしょうか?
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この株価指数国際比較グラフは、バブル崩壊以前の’65~’84年の20年間平均を100とした指数として表されています。
日本の株価は’89年に500%を越えた後にバブル崩壊し、’00以降は200%前後で推移しています。
アメリカの株価は、’ 95年までは安定的に100~150%で緩やかに上昇していましたが、’95年以降急激に上昇し、’99年には400%を突破。その後、’03年イラク戦争開戦に伴い300%を割り込むところまで落ち込みましたが、徐々に上昇して’07年で400%前後の水準を保ち、バブル化延命を何とか続けています。
このような中で、イギリスだけが全く別の動きをしているのに気が付きます。
イギリスの株価は、’95年まではほぼアメリカと同じ動きをしていますが、その後アメリカの株価がバブル化していくのと対照的に常に200%を越えることなく、つまりバブル化することなく現在まで推移しています。
日本やアメリカでは実質経済成長が見込めない中、株価のバブル化が経済成長率達成には不可欠であったわけですが、イギリスは事情が異なるのでしょうか。
アメリカ・ドルの以前に世界基軸通貨であったイギリス・ポンドによって、イギリスは国内産業空洞化が進行し、加えて1980年代サッチャー政権の金融市場の大胆な規制緩和を経て、金融業こそがイギリスの主要産業であり支えである状況となっています。
イギリスでの金融業の就業者数は全体の20%を越えるまでになっています。
イギリスは、実体の産業よりも効率的に金儲けできる金融業に傾斜し、言わば国家ぐるみでヘッジファンドを行なっているような状況で、市場経済の最終段階ともいえるのではないかと思います。
にもかかわらず、イギリスの株価だけがバブル化せずに安定しているのはなぜなのでしょうか。
他国の株価を操作して利益を上げている?イギリスは世界一の為替市場となっていますが、株式市場よりも為替市場が中心になっている?
アメリカのバブル化に追随しなかった’95年前後にその理由があるのかもしれません。

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