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防衛政策は全てアメリカへの利益提供システムだった!

Posted By imayou On 2007年11月29日 @ 10:36 PM In 02.アメリカに食い尽される日本 | 5 Comments

ついに守屋元事務次官が逮捕された。
各大手メディアは防衛庁トップの収賄事件としての扱いだが、大きな闇が潜んでいることは明らかだろう。
なぜ守屋は失脚したのか?
これはいろいろと憶測が飛び交っているが、私腹を肥やす人間同士の足の引っ張り合いがいいところだろう。
それよりも問題は、日本の殆どの政治家が従米路線になっていく構造が温存されたままだということ。
小物捕まえて、事件をうやむやにしようというのが首謀者の考えだろう。このあたりは、せこい収賄容疑にばかり焦点をあてて真実に迫らない大手メディアの報道姿勢からもうかがえる。
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今回の守屋事件については『現役雑誌記者によるブログ日記!by オフイス・マツナガ』の11月29日付けの記事に詳しい背景が取り上げられている。
「額賀財務大臣が守屋らの会合への出席を強硬に否定するわけ? 」 [1]
以下引用

検察関係者がいう。
「額賀さんにはとって12月4日の会合は特別な日だった。というのは、以前から懇意にしていた守屋武昌、宮崎元伸、ジェームズ・アワー、幕田圭一、金子奉義らが集まって『山田洋行と決裂し新会社・日本ミライズを造った宮崎にGEの代理店を移させよう』そして、『日本ミライズを大いに発展させよう』という趣旨の会合だった。
 宮崎は山田洋行と会社の株売買を巡って大喧嘩し06年9月に『日本ミライズ』を設立した。だが、仕事はない。
 そこで、これまでのGEの日本代理店だった山田洋行から宮崎が新しく造った日本ミライズに代理店を移し、宮崎をこれまで以上に応援しようという会合だった。
 ジェームズ・アワー氏は国防総省日本部長だった関係から日本の防衛関係にかなり食い込んでいました。アメリカでもロビイストとして密かに活躍。GEにも食い込んで動いていたようです。
 額賀さんはこの『浜田家会合』には絶対出てないと行ってますが、そういうわけにはいきません。
 なぜなら、額賀さんを呼んだのが『金子奉義』さんだからです。額賀さんは金子さんの早稲田大学雄弁会の大先輩。特に親しかった。
 額賀さんは『財団法人・国際交流研修協会』を通じて時々、日中科学技術交流の視察と称して若手議員を中国に派遣してました。もちろん、団長は額賀さんです。
 まして、幕田圭一・東北電力会長には選挙の応援もしてもらってる。
 こんな人達に『会合に出てくれ』と言われて断れるわけがないでしょう。
 だから『浜田家の会合』は『宮崎頑張れ』『GEの代理店は必ず日本ミライズにさせ、CXのエンジンは日本ミライズから導入する』という応援・結盟式だったんじゃないかと推測してます。
 それだからこそ額賀さんは『絶対、行ってない』と言い張ることしかできないとみているわけです」

以上引用
防衛利権をめぐって長年にわたって築き上げられてきた、政治家、大企業を巻き込んだ大きな「利権構造」が背後に隠れている。
そして必ず儲かるのが一部の権力者とアメリカ企業の存在である。
★そう長年にわたって日本の税金が防衛費を通じてがアメリカに吸い上げられていたのだ!
この闇の部分については『天木直人のブログ』11月29日の記事で、天木さん本人が的確に指摘されている
「守屋疑獄ーもう一つの巨悪」 [2]
以下引用

 守屋夫妻の金銭的な収賄などは序の口に過ぎない。額賀の同席の有無などはどうでもいい。積年にわたって国民の目の届かないところで行われてきた日米軍需産業の疑獄と、何兆円にも上る防衛予算が米国に食い物にされている実態こそ明らかにされなければならない。戦闘機一機の水増し請求で消えたカネでどれほどの国民の医療救済ができると思うのか、我々はその事に思いを馳せるべきだ。
 しかし私はこの守屋事件のもう一つの巨悪こそ追及されなければならないと思っている。それは誰が守屋をここまで増長させたかである。そして増長した守屋を使ってより深刻な罪、すなわち、国民の目の届かないところで米軍再編への協力を一気に進めた巨悪こそ追及されなければならない。
  この事を正面から取り上げたのが29日付の日刊ゲンダイである。対米軍事従属をここまで徹底させたのは言うまでもなく小泉元首相だ。米軍再編への協力を最終的にブッシュ大統領に約束したのは昨年6月の訪米時である。その時小泉元首相は外務省を差し置いて守屋前防衛次官を同行させている。この異例な厚遇ぶりこそ、守屋が小泉対米従属外交の尖兵となって憲法違反の対米協力を進めた証であった。

以上引用
この対米軍事従属が、イラク派兵であり、給油問題であり普天間基地移転であり、あらゆる防衛政策へと繋がっている。
そしてこの政策が急速に加速したのが守屋元事務次官が権力を持ち始めた小泉政権時代である。
★つまり守屋事務次官による「外国への自衛隊派遣」を積極的に推進し、これを後押ししたのが小泉首相。小泉首相の強力な後押しにより派兵は実現したのだ!
以下引用

金銭授受の疑惑、疑獄ばかりが騒がれる中で、もう一つの巨悪、つまり小泉、守屋が進めた憲法蹂躙の対米軍事協力を再検討すべきであると、正面から申し立てる気骨ある政治家が出てこないものか。出てこないとすれば、この国は間違いなく米国の傭兵国家になる。日本の将来はない。

以上引用
小物を捕まえても従来構造は温存され、アメリカへの利益提供は止まらない。
殆ど全ての防衛政策が対米軍需協力体制=アメリカの利益享受システムとなっている。
ここにメスをいれ日本将来の為に動くことができる人がどれだけいるか?政治家もマスコミもブロガーも庶民も試される時である。


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URLs in this post:

[1] 「額賀財務大臣が守屋らの会合への出席を強硬に否定するわけ? 」: http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50489558.html

[2] 「守屋疑獄ーもう一つの巨悪」: http://www.amakiblog.com/archives/2007/11/29/

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