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国益派である久間大臣の一瞬のスキをついて、親米マスコミが大衆煽動を仕掛けた?

安倍内閣で大臣辞職者は今回の久間防衛大臣で2人目。
一人目は佐田内務大臣であり、実は2人は共に同じ党内派閥である津島派所属という共通点がある。
津島派とは通称であって、正式名称は平成研究会。竹下派→小渕派→橋本派→津島派という流れを汲む国益派であり、同一内閣で2人も大臣が辞任するという異常な事態 は、同じ自民党内で彼らと対立する従米派と従米路線のマスコミが仕掛けた可能性が高いのでは?
確かに久間氏は今回問題となった発言の中で、アメリカによる原爆投下を「しょうがないなと思っている」と是認しており、この点だけ見れば従米派と同調する発言にも見える。しかし、もともと氏は国益派でありアメリカのイラク戦争や沖縄基地問題で反アメリカ的な言説を繰り返してきた人物。とすれば、今回の発言の趣旨は多少行き過ぎた己の路線を現実路線に引き戻すべく、アメリカに配慮した姿勢を演出、アピールすることにあったのではないか?
そんな彼の意図に反して、従米マスコミは彼の発言をむしろ「原爆容認」として取り上げ、大衆の反戦感情にアピールする形で報道した。こうして大衆の反感を煽動することで国益派である久間氏を失脚にまで追い込んだ。これが実態ではなかろうか?
この間の国際関係におけるアメリカの権威失墜状況を受けて、従来路線を貫く従米政治家、従米マスコミはかなり焦っているようだ。

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