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難民キャンプを戦車で取り囲んで殲滅しようという連中に兵器・資金を供与するアメリカ

どうもはじめまして雅無乱 [1]です。

レバノン情勢がまた悪化してきた。

5/23東京新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20070523ddm007030047000c.html [2]

レバノン治安部隊は21日、北部トリポリ近郊のナハル・アルバリドのパレスチナ難民キャンプを戦車で取り囲んで砲撃し、キャンプ内にいた民間人含め80人以上が犠牲になった。

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人類史上最大にして最悪の覇権国家(略奪集団)であるアメリカは、“潜入したテロリストへの攻撃”に名を借りたその虐殺を行った政権に対し「支持する」という声明を出した。

難民キャンプを戦車で取り囲んで女子どもも含め無差別に虐殺する連中(レバノン政府)に対して、である。

難民キャンプからは、また虐殺されてはたまらないと、1万6千人の人々が避難を開始した
http://www.usfl.com/Daily/News/07/05/0523_011.asp?id=53671 [3]

逃げ延びてやってきた難民キャンプで戦車に囲まれて一斉砲撃を受け、そこにさえ住めなくなって、ふたたび難民にならなくてはならない人々を想うと、いたたまれない気分になる。

そして現在、攻撃の手を緩めず再び難民キャンプを砲撃しようとしているレバノン国軍に対してアメリカは、緊急の武器援助を検討している

~つづきはクリックののち~


米、レバノン軍緊急支援を検討
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070523AT2M2300A23052007.html [4]

米、レバノン軍緊急支援を検討
 【ワシントン=加藤秀央】米政府は22日、レバノン北部の難民キャンプで武装勢力と衝突、戦闘を続ける同国軍への緊急支援を検討していることを明らかにした。マコーマック国務省報道官が同日、レバノン政府から支援要請があったと説明、支援実施の検討を前向きに進める考えを表明した。
 「中東民主化」を目指すブッシュ政権は選挙で選ばれた同国のシニオラ内閣の弱体化を懸念しており、レバノン内戦以来の被害となった今回の武力衝突でもレバノンを全面支援する構えだ。米政府は昨年もレバノンに4000万ドルを供与し、レバノン軍は装備調達に充当している。

レバノンは、中東におけるキリスト教保護の為に“フランス”の介入により建国した国家である。
その後、イスラエルによるパレスチナの度重なる攻撃により、大量のパレスチナ難民がレバノンに流れ込み、現在ではイスラム教徒のほうが人口比率が多くなっているのだが、政治の方は欧米の支援を受けた少数派のキリスト教マロン派が傀儡政権を維持している

今回も、シオニラ政権への莫大な支援で、レジスタンスを力と恐怖で抑えつけようということのようである。

しかし、同じ準アメリカ傀儡政権の日本ではいつものように、虐殺される側の立場からの報道はほとんどなされていない。

日本のマスコミがいかに欧米の側だけに立って、偏った報道をしているかがよく分かる。

そのような一方的な報道に対しては、普通の人々がネットで声を上げてゆく他ない。

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