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東京都知事選を巡る、マスコミの捏造報道

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東京都知事選を巡って、マスコミの偏向報道が著しい。「喜八ログ [1]」『「めざましどようび」にみる偏向報道 [2]』からの引用です。謎の憂国者「r」さんのマスコミ批判とのこと。

「めざましどようび」フジテレビ(2007年3月24日放送)(午前8時10分頃~)
・東京都知事選各候補者の「マニフェストチェック」と称して政治評論家・有馬晴海氏が○×評価を下す。
・有馬氏が「特定候補者」の政策のみに◎(二重丸)を付け、その他の候補者には△や×を付けるシーンがクローズアップされる。
以上の光景を私「r」は予備の録画装置を回しながら注意深く観察しました。
前述のシーンで有馬氏が◎(二重丸)を付けた「政策内容」はオリンピックに関するものでした。
有馬氏曰く…(発言内容は要約)
「東京オリンピック誘致は大型公共事業の導入に繋がる。よって景気浮揚対策として素晴らしい。しかし他の候補者の政策に関しては公共事業に繋がらないので、景気対策としてはよくない。」と、有馬氏は結論付けた。

なぜ「フジテレビ」と関係が深いと思われる特定候補者の政策の一部だけを取り上げ、結果として大々的にフォローするのだろうか? そうやって「さり気なく」フジテレビは特定候補者の応援をしているのではなかろうか?フジテレビの斯様な放送・報道・行動、そして「編集」は「放送法」と「公職選挙法」に抵触しないのであろうか?

この「めざましどようび」(フジテレビ系)における放送VTRで有馬晴海氏は都知事選、最大の争点は「東京オリンピック『誘致』に賛成か否かである。」と言い切った。(少なくとも私「r」はそう解釈した。)
それをフジテレビは編集権の行使を使って放送した。それは即ちフジテレビの意思を示すものであろう。

「東京オリンピック」が景気高揚に繋がる、と断言した「有馬晴海」氏、そしてそれを編集権を行使して「放送・報道」したフジテレビよ、北京オリンピックの後に同じ「アジア地域」で東京オリンピックの開催が実現されると本気でお思いか?専門家や関係者の話を各種報道(新聞テレビに限らずあらゆる出版メディアやネットなど)を見る限り、その実現性は極めて低いと断言しているようである。

それならば「東京オリンピックが『景気高揚』に繋がる」といった論理は「画餅」「大言壮語」そして突き詰めて極論すれば「世論誘導」「ヤラセ・データ捏造」に繋がるのではなかろうか?

補足になるが「フジテレビ」が放送した都知事候補の「東京五輪・賛成か否か」のフリップは、フジテレビが肩入れしていると思われる「特定候補者」は「YES」だった。しかし、他候補者のそれは極めて「曖昧」に書かれていた。そしてその書かれていた内容は果たして実際にその通りであろうか? 私「r」が見る限り、今現時点における都知事選各候補者の「五輪招致」に対する意識はフジテレビが肩入れしていると思われる「特定候補者」を除き「全てNO」だったと記憶している。私「r」の勘違いなのであろうか?そして「フジテレビ」は最新情報を知らないだけなのであろうか?それとも…

こうやってフジテレビに限らず、新聞テレビは「特定候補者」を応援・支援すべく、さり気なく「世論誘導」を行うのであろうか?

「特定候補者」が石原慎太郎氏を指すことは言うまでもないだろう。「東京五輪・賛成か否か」という論法は、2005年の小泉選挙の時に自民党とマスコミが結託して「郵政民営化、是か非か」に争点を矮小化したのと全く同じである。テレビ朝日の偏向報道もひどいらしい。『テレビ朝日・朝日新聞よ、いい加減にしろ! [3]』参照。

都知事選には何らかの「カラクリ」がある!
テレビ朝日は勿論、どこの新聞テレビも報道しなかったのですが、沖縄県知事選において野党統一候補が敗戦した理由は「不在者投票」でしたね。当日投票分では野党統一候補が勝ってたらしいのですが、不在者投票分で総合的に負けた。不在者投票、過去最高だったそうです。そして沖縄県内某地区の「有権者人口」が急激に増えたそうですね。だから思うのです。都知事選にはカラクリがあるって。

「あるある大事典」のようなチンケな捏造だけではない。社会に大きな影響を及ぼす、はるかに悪質な捏造がマスコミ各社によって行われているのである。(本郷)

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