安倍政権が叩かれる、その背後にはアメリカの意図がある。その意図は何か?
安倍首相が東アジア共同体構想に前向きだからではないだろうか。
安倍首相も参加した東アジアサミットで、東アジア共同体を2015年に目標に統合するという首脳宣言が採択されたらしい。以下、1/17の熊本日日新聞 [1]からの引用。
「主張する外交」を掲げる安倍晋三首相にとっては、一定の成果を挙げたアジア外交だったと言えるのではないか。 東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議、ASEAN加盟国に日本、韓国、中国などを加えた十六カ国による東アジアサミットとフィリピンで国際会議が続いた。 安倍首相は、欧州訪問を終えた足で、東アジアサミットに参加し、拉致問題の解決などで協力を要請。両会議の合間には二年ぶりとなる日・中・韓の首脳会談にも臨み、北朝鮮に、核の完全放棄に向けた行動を取るように求める共同声明も発表した。
一連の会議では東アジアの発展と平和にかかわる議題が話し合われた。サミットに先立って開かれた首脳会議では欧州連合(EU)を意識した「東アジア共同体」の実現を目指し、統合を加速するとした首脳宣言を採択。二〇一五年という統合の目標年度も確認した。 共同体構想は、人口集積が著しい域内の巨大市場の活発化を視野に、政治から安全保障まで含めた新しい連携の枠組みを構築しようとするもの。
市場と通貨を統合したEUは加盟二十七カ国まで拡大。ユーロはドルの一極支配を崩し、国際的な基軸通貨にまでなった。東アジア共同体を一気にEU並みとする目標には無理がある。関係国は今春から、その足掛かりとなる広域経済連携協定(EPA)構想の具体的な検討に入る予定だ。
東アジア共同体はアメリカにとって脅威である。以下は、カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記 [2]からの引用です。
「ドルが国際貿易や原油決済通貨ならば、世界は決済通貨としてのドルを買わざるを得なくなる。アメリカにしてみれば、世界の貿易決済のおかげで借金返済のために乱発する赤字債券(印刷の時点では無価値の紙切れ)が売れる(現金になる)ことになる。つまり、アメリカの恒常的双子の赤字補填のもう一つの方法は、ドルを国際決済通貨にして赤字米国債を世界中に買わせること。」〔略〕 ユーロで石油取引をしようとしたイラクのフセイン体制を叩き潰すために、ウォール街のユダヤ人が911を捏造して、イラクを攻撃し、原油取引をドルに引き戻した。〔略〕
東アジアの日中韓が経済的に結合して、経済共同体を作り、ユーロみたいな基軸通貨を作ったら、どうなる?日本も中国もドル依存しなくてすむ?独自の基軸通貨を使って、大東亜共栄圏の実現てわけね。そうだ。日中とも大量に保有する米国債を減らし、ドル経済圏から離脱する。東アジア独自の経済圏、しかも健全で巨大な経済を共有し、著しく繁栄する。一方で、外国からの資金が流入しなくなった米国経済は疲弊破綻する。
だから、日中、日韓関係が悪化してくれないと、アメリカのユダヤ人は夜も眠れないわけね。南京虐殺、歴史教科書、従軍慰安婦、嫌韓流、竹島、尖閣とかって、要するにアジアの経済結束を阻止するための、米国ユダヤ人の策略なんだね。そういえば、東アジア共同体構想に反対しているのって、アーミテージとか櫻井のおばさんとか、産経の右翼記者とか、統一教会の臭いがするやつばっかりだね。
そういうこと。だから、こういう軋轢の中心には、常に、米国ユダヤの手先の統一教会宗教右翼がいるとみればいい。それに小泉が参拝するとヒステリックに怒って批判するノムヒョンとか言うのがいるだろ?その政治家も統一教会を介してユダヤ権力に従属しているわけだ。だから、日韓双方で統一教会・ユダヤ権力の犬が、互いに吠え掛かって、日韓摩擦を作り出しているんだ。納得ずくの猿芝居ってわけさ。韓国側で日本を口汚く罵る連中も、実は統一教会員だ。統一が日韓に分かれて互いに非難しあって、軋轢を煽っているっていう構図だ。従軍慰安婦問題を捏造したのも統一教会だし。嫌韓流も、実は統一教会が作った。
EUがアメリカ離れが進む一方で、東アジア共同体が実現すれば、アメリカの孤立化と地盤沈下は避けられない。主導権を握るのが日本であれ中国であれ、アメリカにとって致命的、最悪のシナリオである。その東アジア共同体構想に安倍首相が参加し、特に反対もせずに首脳宣言を採択したとなれば、アメリカにとって大問題である。
そこでアメリカは、安倍政権のスキャンダル情報をリークし叩き始めたのではないだろうか。(本郷)