株式日記と経済展望の「イスラエルとイランの戦争が起きた場合アメリカの覇権失墜が早まる」に基づいて、イランを巡る中東情勢の図解化してみました。
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イスラエルの状況を補足すると、
・イスラエルは、ヒズボラを支援しているイランを攻撃することで、支援を絶ちたい。
→イランはロシアや中国から最新の武器を輸入しているため、イスラエルだけではイランに対抗することが難しい。
→イスラエルとしては、イラクにアメリカ軍がいるうちにイランを攻撃して、アメリカ軍を巻き込んで戦争したいと考えるだろう。
この状況から、アメリカがイランを「攻撃すると思われる理由」と「しないと思われる理由」について一覧にしてみました。
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株式日記と経済展望からまとめると
アメリカがイランを攻撃すると思われる理由
・アメリカのライス国務長官など政府高官は「創造のための破壊」「必要な痛み」という言葉でアメリカ政府がしかるべき犠牲を覚悟し、その上で中東対応を断行することを明らかにしている。
・アメリカの軍需産業、石油産業界などは未曾有の利益を上げている。
・イランはペルシャ湾の戦闘艦や商業船を攻撃できる。
・イランはペルシャ湾の出口のホルムズ海峡を封鎖できる。
・イランはイラクのアメリカ軍に対する攻撃を、イラクのシーア派と協力して実施できる。
・ドルの国際決済通貨としての地位が低落している。
・ドルがユーロに対し値下がりしている。
アメリカがイランを攻撃しないと思われる理由
・イラク戦争で明らかになったように、アメリカでは軍人が決定的に不足している。
・アメリカ国内では厭戦気分が拡大している。
・イラク戦で緒戦は優位に立ったが、その後出口が見えなくなっている。
・イランは地形的にも複雑で難しく、陸上戦闘能力を十分に発揮することは困難。
・イランの核関連施設はイラクとは異なり、分散し国内各地に存在し、一気に攻撃し破壊することは困難。
・イランは対岸の油田地帯やイスラエルをミサイルで攻撃できる。
対アメリカ、中東利権を巡る国家間の争い、ドル価値の低下により、アメリカ周辺からの圧力が増してきている。
一方、アメリカ国内では、イラク戦争での失敗→戦争反対という世論、軍人の不足をはじめとする戦闘能力を発揮できない状況。
これからの中東情勢から目が離せない!