:blush: 気がつけば不沈空母 [1]から
日本にとって、同盟国と思っていたアメリカは、日本を仮想敵国とみなしていた。
■2.アメリカの仮想敵国第3位は日本■
アメリカには、日本を敵視する軍事戦略を撤回する気はないのですか。戦後一貫してアメリカは、日本のことをソ連、中国に次ぐ第3位の仮想敵国とみなしてきた。そうしたアメリカの対日姿勢が変化しない限り、いくら形式的な日米共同訓練をしたところで、有事に日米共同作戦ができると考えるのは幻想で はありませんか。[1,p240]
自衛隊幹部がレーガン政権のアドバイサリー・スタッフの一人と意見交換した時に発した言葉である。相手はあっさりと認めた。
(中略)
仮想敵国というと、対立が激化して、戦争がすぐにでも始まりそうな国と我々は考えがちだが、そうではない。アメリカは、イギリスやカナダとの戦争に備えたシナリオまでも準備しているという。
どんなに親しい国に対しても油断しないというのが、国際政治における常識なのである。
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米軍基地を日本がかなりの金額(経費の70%)を出資し、支えているのは聞いたことがあるが、その、貯蔵力も破格である。
3.気がつけば不沈空母・日本■
(中略)
そして我々が神学論争を続けている間に、アメリカはその世界戦略から、在日米軍基地を着々と整備してきた。
西太平洋のすべての米軍基地は、日本に基地を置く広範囲な補給ネットワークによって支援されている。日本に置かれた弾薬の貯蔵施設は、西太平洋における陸上の弾薬庫の貯蔵能力の半分以上にあたり、石油の貯蔵能力の方は、ハワイから西に置かれた燃料の80パーセントにものぼっている。[1,p19]
この「ハワイから西」とは、アフリカの喜望峰までの地球半分を意味する。90-91年の湾岸戦争では、この補給ネットワークがフル稼働した。7ヶ月間に日本と中東の間を往復した米軍艦船はのべ113隻にのぼり、大部分が石油と弾薬の補給だった。
補給だけでなく、日本の基地は、アメリカ第7艦隊の旗艦ブルーリッジや空母インデペンデンスの機動部隊など艦船17隻に母港を提供している。
アメリカ海軍の艦艇に母港を提供しているのは日本だけだ。イギリスでさえ、母港化を拒否している。しかも、横須賀、佐世保の艦艇補修能力の高さは、米本土を上回るとされている。[2,p84]
(中略)
われわれは、日本を守ってやるためにいるのではない。世界の平和を維持ために、日本に基地をおいているのです。日本国民は、それをまったく理解していない。自分の国の安全は、みずからの手で守らなければならないのです。[2,p78]
在日アメリカ海軍報道部のゲーリー・E・シュラウト大尉の言葉である。日本はアメリカの世界戦略上、不可欠な「不沈空母」となっているのである。
日本の米軍基地は、世界戦略上の1基地にしか過ぎないのに、日本はせっせとお金を支援し場所を提供している。なんとバカげたことだろうか。
「戦争反対!!」というスローガンでは、決して戦争もなくならなければ、平和にもならない。現実=事実を知ること、見ること、発信することからはじめよう。