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’90年代の日本バッシングのお先棒を担いだマスコミの罪

Posted By hongou On 2006年12月21日 @ 9:52 PM In 01.どうする?マスコミ支配 | 4 Comments

’80年代後半~’90年代にわたって吹き荒れた、日米通商交渉における日本バッシング。当時、日本市場は閉鎖的だと批判されましたが、実態はアメリカの理不尽な押し付け要求であることが明らかになっています。以下は「株式日記と経済展望 [1]」からの引用です。

最も罪が重いのは、やはり日本のマスコミでしょう。日高義樹氏の言うように「アメリカとのビジネスが最優先」と主張するアメリカのコンサルタントの主張がそのまま「評論」としてまかり通る(ボイス91年6月)のが、日本のマスコミの実態です。こういう従米派マスコミは「何が正当か」という最も基本とすべき論理を、何も考えません。それに対する反対勢力が「進歩的知識人」と称する左翼勢力で、彼等は根っから日本を敵視して、ソ連だの中国だのの利益を代弁するだけなのですから。

マスコミが行う最悪のミスリードのテクニックは、その記事に対する「見出し」のつけ方です。たとえ記事の中ではアメリカ側の主張の理不尽を解説して、よく読めば自由化でも解放でもない単なる「押売」に過ぎない事が解るとしても、その見出しには「自由化を求めるアメリカの市場開放要求」と来る。アメリカの都合で張りつけた羊頭看板をそのまま見出しにするのです。

結局、記事の中身を読まず、表題だけ流し読みにする大部分の人達、ましてや電車 の吊り広告は、見出しのイメージだけを垂れ流します。これでは、「ああ、アメリカ が要求してるのは市場開放なんだな」と早合点してしまう人が大勢いるのも当然です。 おまけに、日本側がそうした圧力に反対する理由を「市場原理を歪める」という本当 の理由より、「業界が困るから」などとあたかも特定の業者のエゴであるかのように 報道するのですから、アメリカ特定業者のエゴを正当化する雰囲気すら出てしまう事 になる。

「アメリカ人は白黒をはっきりさせる透明な文化」だの「論理を優先する理性的民族」だの、果ては「フェアを尊び、利己主義を嫌い、明確なルールを尊重し、二枚舌が大嫌い」・・・。そして止めが「日本人はそれと正反対な邪悪な民族」だからアメリカに嫌われただ・・・などと、あまりにも幼稚で空想的なアメリカ人の自文化礼賛論・・・論と言うにはあまりに実態とかけ離れた、宣伝イメージ依存の自己陶酔的発想を、そのまま無批判で受け入れ、そういうイメージを前提として記事を書き、解説する。大嘘付きとしてこれにまさるものはありますまい!

日米合作のマスコミ操作のシステムが整備されたのは、カーター政権時代のストラウス通商代表の時期だと言われています。「貿易不均衡是正を迫る」という目的に沿って激しい日本叩きのための「米マスコミの情報を完璧に操作」する体制が整ったのだと・・・。そして70年代~80年代前半、防衛費増額を促進する日米国防族合作の工作の中で、日本のマスコミを巧みに操作するシステムが整った。それが80年代、「経済官庁同士の外圧づくり」に応用されたのだそうです。

(引用終わり)
日本の政治家・官僚・マスコミのアメリカべったりになったのは、実は’70年代から始まっていた。それは、アメリカによる’70~’80年代防衛費増額要求や’90年代「市場開放」要求を押し通すために強化されてきた。その上に2000年以降の政治家・官僚・マスコミのアメリカべったり体制が構築されているということ。
また、当時アメリカやそれに追従する政治家・学者・マスコミが喧伝してきた「アメリカが論理を優先する理性的な民族」というのが真っ赤なウソで、実態はその逆の、己の都合の良い感情論を武器に要求を押し通してきた。それに追従して、国民をだまし、国益を損なったマスコミの罪は重いと改めて思う。
(本郷)


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[1] 株式日記と経済展望: http://1234tora.fc2web.com/kuniuri4.htm

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