
政府は、一部の事務職に裁量労働制を取り入れて残業代をなくす、ホワイトカラー・エグゼンプション [1]の導入を考えているようです。
労働の効率化・健全化を目的とした導入だということですが、果たしてどれだけの成果が得られるのか、疑問です。
続きを読む前に『ポチッ』とクリックお願いします 😀
というのも、一時的には効率化が図れるかもしれませんが、この制度の導入によって仕事への意欲が上がるとは考えにくく、結果的には経済的効果も低下するのではないか?と思うからです。
つまり、労働への意欲=活力をどうやって生み出すかという視点が重要だということです。
では、仕事を通じて活力が出るのはどんなときでしょうか?
『賃金を得る』ということもその一つではありますが、もはや豊かになった現代では第一義ではなく、労働を通して『社会の役に立つ』という感覚こそが活力の源となっています。
残業代をなくせば、今度は社員の側が残業を減らそうと努力するはずです。
と『労働=賃金を得るもの』ということだけを前提としていては目先の効率化、健全化は図れても、活力は上がっていきません。
今や、賃金の高さで活力が生まれるのではなく、活力が高ければ成果が出てその結果賃金(利益)もあがるという状況になっているのです。『活力』に踏み込まず『賃金』という側面だけで議論していては、何も本質的な解決にはならないと思います。
『活力問題』という視点に立たなければ、労働の効率化どころかむしろ社会全体の活力衰弱をもたらすことになると思うのですが、いかがでしょうか?