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新聞社のモラルってここまで、落ちていたのか?

 日経新聞で、「近未来通信のIP電話のオーナー募集」の広告を見たとき、過当競争のIP電話で、そんなに儲かるのかな。そもそも事業として成り立たないのではと思った。しかし、何度も掲載されているのを見てるうちに、日経にこれだけ広告が載るということは事業として成り立っているのかなと思っていた。
 しかし、今日のニュースで事務所閉鎖というのを見て、やはり詐欺まがいだったのだと納得した。
「投資者は3千人、4百億円規模に 近未来通信」リンク [1]
 気になったので、ネットで少し調べてみると、既に、4年以上前から怪しいという声が上がっていたらしい。
 出資者は派手に募集しているけど、肝心のユーザは?とか実態の怪しい会社というのは、言われていたようだ。
  それが、今年になっても、朝日新聞や日経新聞といういわゆる一流紙でも、繰り返し広告を掲載していたのは何だったのだろう。

リンク [2]
今回わかったのは「株式を公開してなければ、経営実態はほとんど明かさなくても良い」らしいこと。
あんなに派手に宣伝してるし、しかも通信事業者なのに経営実態がほとんどわかってないらしいから、それが一番びっくりしたことだった。新聞、TVやゴルフトーナメント運営してる人たちは、もうすこしそのスポンサー会社が怪しくないか調べる必要があるんじゃないかと思う。これじゃ、詐欺の片棒を担がされてると言われても仕方ない。

近未来通信のオーナーたちよ、新聞社も訴えろ [3]
オーナーたちよ、併せて新聞社も訴えるべきだ。>「出資したオーナーの中には、一流紙に広告が載っているから、安心できる会社、と判断した人もいるだろう。
最初はうさんくさいと思ったが、新聞がずっと広告を出しているので、これは確かなのかもしれない」と信じる人もいたことと思います。
かくいう私もそう錯覚したもので・・
新聞社の信頼は今回の事件で著しく低下しましたね。
Commented by tetorayade at 2006-11-18 20:46
> fmat21 さん
広告倫理規定はあるはずです。その中に詐欺まがいの広告は絶対はねられるはずですが、購読収益が落ちる中、新聞社の営業部はそんなことをいってられない、という現実が浮き彫りになってきています
ね。

 そうか新聞社も商売だから、金さえもらえれば、実態など何も分からなくても、じゃんじゃん広告を載せるんだ。特に最近は、購読者が減ってるとから、かなり怪しい会社の広告でも載せてしまう時代なのですね。未だに新聞を信じていたほうが馬鹿だったと言うことですかね。
 
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